こんにちは、国立大卒のニートです。今回は学歴に関する話題で、タイトルの通り「ニートや障害者になったら学歴なんて無意味だよね」というちょっとした話です。
ここでは学歴主義の危険性について私なりの考えを書いていきますね。
前提:学歴はあった方が良い
ではまず誤解されては困るので当たり前のことを言うと、普通に生活するのであれば学歴はあった方が良いに決まっています。
その理由は、世の中には「学歴がある人はおそらく有能だろう」という先入観が確実に存在するからです。例えばあなたが採用担当だったとして、Aさん・Bさんという2人の求職者の履歴書を見た時
- Aさん:中卒
- Bさん:東京大学卒
だったらどちらを採用するかは明らかですよね?採用する側も暇ではないので、まず学歴でその人がどの程度有能なのかを瞬時に判断して選別するというわけです。
このようなことから、就職など自分の有能さをアピールする必要がある場面では学歴はあった方が有利だと言えます。
でもニートや障害者になると…
ただし、学歴があるほど有利なのはあくまでも「普通の人」の場合です。では私のように
というような場合はどうなると思いますか?
これは採用担当者になったつもりで考えると簡単です。もし私みたいな応募者がいた場合は
と思うことでしょう。障害があったりニートでブランクが長すぎたりすると、そちらのマイナスイメージが強すぎて学歴だけでは払拭しきれないというわけですね。
つまり障害者やニートになったら学歴はほとんど役に立たないということになります。…まあ実際、私も精神障害者になって改めて就活したら書類審査で速攻落とされるばかりだったのでこれは間違っていないでしょうね。
「学歴があればいい」という思考が危険な理由
さて、このことを踏まえると「学歴があればいい」という学歴主義的な考え方は危険だと言えます。なぜなら誰だっていつニートや障害者になるか分からないからです。
そもそも学歴主義的な考え方をする人は、(私のように)子供の頃から親などに「勉強して良い学校に入れば人生バラ色だよ」などと刷り込まれ、貴重な青春を犠牲にして勉強に身を捧げてきた人が多いと思います。だから学歴以外に誇れるものがなくて学歴主義者になると思うのですが、本当にそういうのってむなしいですよね。
もしかしたら明日にでもニートや障害者になってせっかくの学歴が役立たずになるかもしれないのに、その学歴にしがみついて信奉するなんてまったくバカバカしい…と、障害者になった今では思いますね。
おわりに
以上、ごく簡単ではありますが「ニートや障害者になったら学歴なんて役に立たない」という話をしました。
もちろん最初に述べたように学歴はあるに越したことはないのですが、何かの拍子でパーになりかねないので「学歴さえあればいい」と考えるのは危ないということです。
ちなみに私は学生時代は本当に勉強しかしなかったのですが、勉強以外の別のスキルを磨いてきちんと食っていけるようになっていれば良かったなぁと後悔しています。そうしたらニートになることもなかったわけで…まあ今さら後悔しても遅いけどな!
今回は以上です。