「動作性IQだけ低い人」は生きづらい、という話

動作性IQだけ低いと生きづらい ニート・ひきこもりの話

こんにちは、言語性IQばかり高くて動作性IQが壊滅的なニートです。今回はIQと生きづらさの関係についての話題で、タイトルの通り「動作性IQだけ低い人ってなんか生きづらいし、ニートになりやすいよね」という話をします。

私は精神科で発達障害を疑われて知能検査を受けた経験があるのですが、そのとき言語性IQが高くて動作性IQが低いことがわかり、「もしかしたらこれが生きづらさの原因じゃないのか?」と思いました。

そこでここでは

  • そもそも言語性IQとか動作性IQって何?
  • なぜ動作性IQが低いと生きづらいのか?
  • ニート=「動作性IQだけが低い人」が多い?
  • 動作性IQだけ低い人はどうしたらいいのか?

といったことについて調べたこと・考えたことを詳しく書いていきますね。


※なお、分かると思いますがニートが勝手に書いているだけの記事なので話半分に読んでくださいね。

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そもそも「言語性IQ」「動作性IQ」とは何か

IQはさらに3種類に分けられる

まず、一口にIQ(=知能指数)といっても算出方式がいくつかあって、その中でもウェクスラーという人が考案した方法が一般的です。このウェクスラーの方式ではIQは次の3種類に分けられます。

  1. 全検査IQ(FIQ)
  2. 言語性IQ(VIQ)
  3. 動作性IQ(PIQ)

全検査IQが一般的な意味でのIQで、言語性IQは「言葉を使う能力に関するIQ」動作性IQは「作業を行う能力に関するIQ」となっています。

そして言語性IQと動作性IQの値には大きな差が出る場合があり、あまりにもその差が大きいと発達障害などを疑われる場合もあるようです。つまり全体的なIQが低すぎる場合はもちろん、2つのIQに偏りがありすぎる場合も問題になる可能性があるというわけですね。

2つのIQの高低差によるタイプ分け(※かなり主観的)

さて、それで個人的にこの「言語性IQと動作性IQの差」でタイプ分けができると思っていて、かなり主観を含みますが次の4タイプに分類できると思います。

動作性IQ/言語性IQ 言語性IQが高い 言語性IQが低い
動作性IQが高い 天才タイプ 不良タイプ
動作性IQが低い 口だけタイプ 馬鹿タイプ

それぞれ詳しくみていきましょう。

天才タイプ

まず、言語性IQと動作性IQのどちらも高いのがこの天才タイプです。何をやっても上手くいくので多分人生イージーモードでしょう。まったくもって羨ましい限りです。

不良タイプ

次に言語性IQが低く・動作性IQが高いのがこの不良タイプです。難しい理屈などは理解できませんが、行動力があって実際に手を動かすと上手くいくことが多いです。

口だけタイプ

お次は今回の主役である口だけタイプで、この手の人は言語性IQが高く・動作性IQが低いのが特徴。理屈をこねるのは得意ですが、実際の作業になると不器用で失敗することが多いです。したがってこのタイプが一番生きづらく、ニートになる確率が高いと思います(※このあと詳しく説明します)。

馬鹿タイプ

最後は言語性IQも動作性IQも低い馬鹿タイプです。このタイプの人は何をやってもダメなので生きづらいといえばまあそうなのですが、鈍感な人が多く本人はそれほど悲観していない場合が多いです。

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動作性IQだけが低いと生きづらい理由

ではここからが本題。なぜ動作性IQだけ低いと生きづらいのかといえば、主に次のような理由があるからです。

  1. 理屈は分かっていても実際にやると上手くいかないから
  2. 繊細で悪口などに敏感だから

理屈は分かっていても実際にやると上手くいかないから

まず一つ目の理由は「理屈は分かっているのに、実際の作業をすると失敗してしまうから」です。

上でも書いたように、動作性IQだけが低い「口だけタイプ」の人は理屈は理解できる反面、不器用なのでなかなか作業を上手くこなすことができません。なのでそのギャップが大きなストレスになってしまい生きづらいのです。

繊細で悪口などに敏感だから

次にもう一つの理由は「繊細で悪口などに敏感だから」です。

動作性IQだけ低い人は仕事などの作業で失敗しやすいため周囲の人から悪口を言われることが多いです。このとき悪口に対して鈍感ならそこまで生きづらくはないのですが、悲しいことに「口だけタイプ」の人は言語能力は高く悪口などに敏感なのでもろにダメージを食らってしまいます。

つまり「作業で失敗する」→「悪口を言われる」→「ストレスが溜まってまた作業に失敗する」…といった悪循環に陥りがちなんですよね。こういった点も生きづらさに拍車をかけていると思います。

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ニートには「動作性IQだけ低い人」が多いかも?

さて、このように「動作性IQだけが低い人」の特徴やその生きづらさについて考えてみると、なんかニートってそういうタイプの人が多そうだと思います。というのもニートの私が言うのもアレですが、ニートって

  • 理屈をこねるのはうまい
  • でも不器用で仕事ができない

ような人が多いんじゃないかなと勝手に思っているので…。

というかまあ少なくとも長年ニートの私は実際そんな感じですし、冒頭で書いたように病院でIQ検査をしたら本当に動作性IQが低かったのでこういう記事を書いている次第です。もちろんミクロなことをいきなりマクロに当てはめるのは良くないですが、この「ニートは動作性IQが低い」説は良いところを突いているんじゃないかと思っています。

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動作性IQだけが低い人はどうすればいいのか?

では最後に、動作性IQだけが低い人は一体どうすれば幸せになれるのかを考えてみたいと思います。これ関しては個人的な結論は単純で、

実際に作業をする仕事ではなく、理屈重視の仕事をすればいい

と思っています。

現場作業は最悪

まず個人的な経験から言えば、私みたいなタイプの人間は工場での現場作業などには全く向いていません。というか特に工場なんて

  • 不器用だと仕事にならず怒られるだけ
  • 言語性IQが低く話の通じない「不良タイプ」の人が多い

というような環境なので最悪です。悪いことは言わないから絶対にやめておいた方がいいと思います。

理屈重視の仕事を見つけよう

そういうことを考えると、動作性IQだけ低い人は現場作業のように手を動かす仕事に就くのではなく、理屈重視の仕事に就く方が向いているし、圧倒的に幸せになれるでしょう。

それで「理屈重視の仕事」とは一体何なのかというと、例えば次のような職業があります。

  • ITエンジニア
  • プランナー
  • デザイナー
  • ライター

基本的には「PC上でできることが多い仕事」だと思って頂ければまず間違いないでしょうね。

ただしこういった仕事は能力の高い人や実績のある人が募集対象の場合が多いので、一般的に求人が少ない・ニートだと応募しづらいという問題があります。

…じゃあ結局どうすればいいのか?それは私にもわかりません。

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おわりに

以上、「動作性IQだけ低い人は生きづらいよね」という話をしました。

くどいようですが動作性IQだけ低いと冗談抜きで生きづらいので、両方のIQが高ければ良かった…とまでは望まないけど、せめて逆だったら良かったのにと思う次第です。

まあこうなってしまったからには仕方ないけど、普通の人なら誰でもできるはずの単純作業もなかなかうまくいかないし、どうすりゃいいのかなと悩むばかりです。なんか理屈で何とかなるような天職ねぇかな…。

今回は以上です。

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