「ニートあるある」のウソ・ホント

ニートあるあるってホント? ニート・ひきこもりの話

ネットでニートについて調べていると「ニート生活でよくあること」について書いたブログ記事が出てきます。ニート経験がない普通の人はそういう記事を読んで「ニートってこんな感じなんだな」と思うことでしょう。

しかしガチニートである私からしてみると、そういう記事には「間違っていること」や「人によりけりなこと」がかなりの割合で含まれているように感じます。

そこで今回はネットで散見される「ニートあるある」の真偽を現役ニートの私が判定していきます。

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「ニートあるある」は本当なのか

ネットでよく見かける「ニートあるある」

ではまず、どのようなことが「ニートあるある」として挙げられているのかを確認しておきましょう。私が見た感じでは「ニートにありがちなこと」として次のようなことが描かれている場合が多かったです。

  1. 1日1ターンしか行動できない
  2. 一日10時間以上寝る
  3. 一日があっという間に過ぎる
  4. 昼夜逆転生活になる
  5. パソコン・ネットは命
  6. 暇すぎて死にそうになる
  7. 土日は気が楽
  8. 親と仲が悪い
  9. 声の出し方を忘れる

「ニートあるある」の真偽をニートの私が判定!

それでは先ほど挙げた各項目についてウソ・ホントを判定していきます。

当然ながら私の経験に基づく判定ですので、必ずしもすべてのニートについて断言できるわけではないですが参考にはなると思います。

1日1ターンしか行動できない→半分ホント

まずニートになると1日に1つのこと(=1ターン)しかできないとよく言われますが、あれは半分本当です。

私は1日1ターンとまではいきませんが、さすがにニートを2年もやっていると行動力が落ちているのを実感します。特に外出がしんどいんですよ。先日用事があって1日のうちに2回隣町に出かけたのですが、用事を終えたころにはヘトヘトになってしまいました。

このようにニートになると「行動体力」とでも呼ぶべきものが明らかに低下します。まあ社会人なら嫌でも行動しないといけない場面なんて山ほどありますが、ニートになると「やりたくないことはやらない」という風になるので当然と言えば当然の話です。

一日10時間以上寝る→たぶんウソ

次に、暇を持て余し過ぎているニートや、うつ病気味のニートの中には寝てばかりの人もいると思いますが…それ以外のニートはそんなに寝ないと思うのでウソだと思います。

というか普通は寝ようと思ってもそんなに寝られるものではないです。寝すぎると頭がボーっとして気持ち悪くなってきませんか?少なくとも私は毎日10時間以上寝るなんて無理ですね。

一日があっという間に過ぎる→ホント

これは本当です。先述の通りニートになると行動力が落ちるので、たくさん行動する人に比べて時間密度が薄くなります。その結果「大して行動してないのに時間が過ぎていく」というような状態になり、一日があっという間に感じられるのです。

昼夜逆転生活になる→たぶんウソ

人にもよると思うので断言はできませんが、「ニートを続けていると昼夜逆転生活になる」というのはウソだと思います。

というのも、私自身の経験から言うと逆に「早寝早起きになる」んですよ。私は社会人の時は夜1時に寝て朝7時に起きる生活をしていましたが、ニートになってから夜10時に寝て5時に起きる生活になりました。う~ん、睡眠だけを見ると社会人の時よりも健康的ですね…。

ちなみに、早寝早起きになる理由はたぶんストレスが少なくなるからだと思います。社会人の時はとにかく毎日イライラしていて、ストレス発散のためにゲームを夜遅くまでやっていたんですよ。それがニートになってストレスが少なくなったので、あまりゲームをやる必要がなくなって夜更かししなくなったと思います。

あと、ゲームをやる代わりにゲームを作るのに時間を使うようになったのですが、ゲームを作るのは疲れますし、朝の方がクリエイティブな活動が捗るので早く寝て早く起きようという思考になったのも大きいと思います。

パソコン・ネットは命→ホント

これはホント。パソコンとネットはまさしくニートの命そのものです。

というのも、人間関係が希薄になりがちなニートの遊び相手はパソコンしかありません(人にもよりますが、連絡する相手がいないのでスマホはほとんど使わなくなります)。また、ニートの情報源の9割以上はネットなので快適なネット環境も欠かせません。

もしこれらが全く使えなくなったとしたら…と思うと私でも恐ろしいです。

暇すぎて死にそうになる→人によりけり

これは趣味の有無と内容によって真偽が違ってくると思います。

趣味がないニートの人は当然暇を持て余して死にそうになりますし、趣味があってもアニメやゲームなどの受け身な趣味ばかりではすぐに飽きて暇になってしまいます。

しかしスポーツや創作活動などの能動的な趣味を持っている人は普通の人より趣味に没頭できる分、逆に時間が足りなくて困るレベルになってしまいます。

このことから「ニートは暇で死にそう」というあるあるの真偽は「人によりけり」としました。

土日は気が楽→ホント

ニートは毎日が日曜日ですが、そうはいっても平日は他の人がみんな働いているわけですし多少の負い目を感じます。一方で土日は他の人も休みなので謎の安心感があるというのが実際のところ。これはホントですよ。

親と仲が悪い→ウソ

ニートが働かずに暮らしていけるのは親のお陰。親と仲が悪ければ追い出されるか何かされてしまうのでニートなどできるわけがありません。したがって、「ニートは親と仲が悪い」というのは間違いなくウソです。

声の出し方を忘れる→ウソ

確かにニートは人とあまりしゃべりませんが、さすがに声の出し方を忘れるレベルになることはありません。というのは人間、一人きりでいると無意識的に独り言を呟いてしまうものだからです。また前述の通り親と仲が悪いわけでもないので家族とは普通に話します。


…というわけで「ニートあるある」のウソ・ホントは大体以上のような感じです。もちろん私の経験に基づくものなのでニートの方の中には異論があるという人もいるかとは思いますが、普通の方にとっては好奇心を満たせる内容だったのではないでしょうか。

「エアプニート」の発言に注意しよう

それにしてもネットにはニートを騙った偽物(エアプニート)がいてニートに関するデマを流しているので、そういう輩の情報に迂闊に流されないようにしてほしいなと思います。まあ、我々は悪評を流されてもニートという時点で既にアレなんですけどね…。

そういう中でこういう記事が役に立つかどうかは分からない…というか元々クソの役にも立ちはしないと思いますが、何かしら皆さんの参考になれば幸いです。