こんにちは、国立大卒のニートです。今回は「国立大卒ニートの私が、高校生や大学生に伝えておきたいアドバイス」を5つご紹介するという内容です。
このところ新型コロナウイルスが蔓延しつつありますが、もう3月も終わりということで生徒・学生の皆さんにとっては新しい1年がスタートする時期だと思います。そこで、この記事では私よりも一回り下くらいの年齢の皆さんへのエールも込めて、ニートの私が「将来ニートにならないために高校生・大学生のうちに心がけてほしいこと」について書いていきますね。
将来ニートにならないために心がけてほしいこと5つ
では早速ですが、高校生・大学生の皆さんに心がけてほしいことを5つご紹介します。
- 得意なことを作って極めよう
- 1度くらいは異性に告白しよう
- 仲のいい友達は大切にしよう
- 勉強なんてやって当然、そのほかにも色々経験しよう
- 怠けている暇なんてない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
得意なことを作って極めよう
まず一つ目のアドバイスは「得意なことを作って極めろ」ということです。
若いうちに得意なことを最低1つは作って、周囲の誰にも負けないくらい腕を磨いてください(※何かしら実績を作れるレベルになるように努力すること)。そうすれば少なくとも将来ニートになることは避けられるでしょう。
もし、まだ得意なことが何もない人は何でもいいので今すぐ始めてください。たまに高校生・大学生くらいなのに「今更やっても遅いよ」などと初めから諦めるバカがいますが、よほど特殊技能が求められることでもない限り遅いということはないのでとにかく始めるのが大事です。何でもいいから興味のあることをやってみましょう。
得意なことがなーんにもないままだと、私のように社会に出て上手くいかなかったときに再就職できずニートになってしまいます(※注)。なので若いうちに「食っていけるレベルの特技を身につけておく」ことは重要だと思います。
※注:得意なことが何もないままでも、新卒であればどこかしらの会社に就職することはできるでしょう。しかし就職してから苦労したり、無能扱いされて退職に追い込まれたりする可能性が高くなるので注意したほうがいいです。
1度くらいは異性に告白しよう
次に二つ目のアドバイスは「1度くらいは異性に告白してみろ」ということです。
なぜこんなアドバイスを書くのかといえば…非常に恥ずかしい話ですが私には恋愛経験というものが全くないからです。信じられないでしょ?
なんでそんな惨めなことになっているのかというと、(付き合えるかどうかとかそれ以前の問題として)怖気づいて好きな子に告白することさえしなかったからなんですよ。なので万一、好きな子にアタックした経験がなければ若いうちにやるだけやっておいたほうが良いと思います(※結果がダメでもやらないよりは後悔がないでしょう…)。
ちなみに、私は今そういう部分も含めて恋愛経験がない事を猛烈に後悔しています。何がそんなに悔しいのかといえばJKと制服デートができなかったことです。これは悔やんでも悔やみきれなくて涙が出てきますね。…ってそんな話はどうでもいいか。まあとにかく、男なら「当たって砕ける経験」くらいはしておこうということです。
仲のいい友達は大切にしよう
さて三つ目のアドバイスは「仲のいい友達は大切にしよう」ということです。
こちらもきわめて恥ずかしい話ですが、以前の記事にも書いた通り私は「友達ゼロのぼっちニート」でもあります。なんで今友達がいないのかというと、まあもともとコミュ障で友達自体が少なかったこともあるけど、それ以上に「人間関係リセット癖」が強かったからです。つまり卒業や退職と同時に全員と縁を切ってしまったんですよ。…悲しいね。
それで以前の記事「嫌な人間関係はリセットしよう。メンタルを病むよりマシです」にも書いたように、人間関係をリセットすること自体は悪くないと思います。しかし、そうは言ってもせっかく仲が良かった友達まで縁切りしてしまうのは非常にもったいないです。
特に学生時代の友達は利害関係があまりない「クリーンな関係」のことが多いので、社会に出てからはとても貴重な存在になるでしょう。そういうことを考えても、やはり学生のときに仲良くなった友達は大切にした方が良いのではないでしょうか。
勉強なんてやって当然、そのほかにも色々経験しよう
四つ目のアドバイスは「勉強するのは当然として、ほかにも色々なことを経験しろ」ということです。
まず学生なら勉強するのは当たり前で、勉強を疎かにする奴はバカです。しかし、かといって勉強ばかりだと偏りすぎて世間知らずになってしまうので広く浅い経験も必要です。色々なことに興味を持ってやってみることが重要だと思います。
まあ最低限、他のクラスメイトがやっていることくらいは一通り経験して「人並みの経験」をすることが大事です。この点については先日の記事「子供のうちに「人並みの経験」をしなかった奴はニートになる」で詳しく書きましたので、興味があれば併せてご覧いただければと思います。
怠けている暇なんてない
最後に五つ目のアドバイスは、ニートの私に絶対言われたくないかもしれませんが「怠けている暇はないぞ」ということです。
とくに大学生にもなると自由時間ができるのですが、そうなると「何したらいいのか分からない」→「結局ダラダラしているだけだった」という事態になりかねません。これは非常にもったいないですし、そういう生活をしているとどんどんニートに近づくので注意が必要です。
かくいう私も学生のころは何をしたらいいのか全く分からなくて、夏休みなどはバイトをするわけでもなく、サークル活動に打ち込むわけでもなく、とにかくダラダラと過ごしていました。今思えば、これはニートの予行演習みたいなものだったなぁと非常に後悔しています。もっと趣味なり何なりに打ち込めばよかったのに…ダメですね。
それを考えると、多少自分を追い込んででも怠けている時間を減らせるようにした方が良いのではないかと思います。「必要な時に休む」のはもちろんOKですが「ダラダラする」のはダメです。皆さんにはぜひ気をつけていただき、怠け癖が付かないようにしてもらいたいですね。
おわりに:私みたいな惨めなニートになるなよ!
以上、国立大卒ニートの私から「将来ニートにならないために心がけてほしいこと」をお伝えしました。
もしかしたら皆さんの中には「自分はニートになんてならないよ」と思っている方もいるかもしれませんが、ニートは全国に50万人以上いるので全然他人ごとではないと思ってもらったほうがいいでしょう。まあ若いうちに職を失ったら誰だってニートですからね…。あまり甘く見積もらない方がいいですよ。
それから、一度ニートになると這い上がるのは容易ではありません。なのでそもそもニートにならないように学生のうちに「社会で戦える武器」を持つことは重要だと私は思っています。だからこそ若い皆さんには得意なことを作ってほしいと思うし、色々な経験を積んでほしいと思いますね。
拙いアドバイスではありますが、上記のことを心にとどめて楽しい学生生活を送って頂けたら幸いです。今回は以上!