大変ご無沙汰しております、精神障害者のアラサーニートです。
しばらく悶々としていましたが久しぶりに何か書こうと思い、(もうアラサーなのに恥ずかしい話ではありますが)今私が持っている「将来の夢」について書いてみることにしました。
その夢というのは、端的に言えば
というものです。…なんでそういう夢を持っているのかちょっと気になりませんか?
そこでここでは
- 障害者だけのゲーム会社を作りたいと思っている理由
- 今ニートなのにそんな夢を実現できるのか?
といったことについて書いていきますね。
「社員が障害者だけのゲーム会社」を作りたい理由
では早速ですが、私が「障害者だけのゲーム会社を作る」ことを夢見ている理由を詳しく説明していきます。主な理由は次の5つです。
- 個人的な特技が「ゲーム開発」だから
- ゲームやパソコンが好きな障害者は多いから
- ゲーム開発はPCさえ使えればどこでもできるから
- クリエイティブな障害者は多いのに、どの企業もそういう障害者を雇いたがらないから
- 障害者だけでも面白いことができることを証明したいから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由1:個人的な特技が「ゲーム開発」だから
まず一つ目の理由は、とにもかくにも私の一番の特技は「ゲーム開発」だからです。
私は学生の頃からゲーム開発を続けていて、たった一人でかなりの数(※執筆時点で40作品くらい)のゲームを開発してきたので「ゲームを作る」という点に関してはそれなりの自信があります。したがってもし起業するならゲーム会社が一番妥当だと思った次第です。
…と、こう書くと皆さん「そんなにゲームを作るのが好きなら、ゲーム会社の障害者枠に応募すればいいじゃないか」と思うかもしれません。しかしゲーム会社の障害者枠はゲーム開発以外の雑用部分の職種しかないのが現実です。実際、私は障害者になってからダメもとで「開発職に就かせてください!」と何社かのゲーム会社にお願いしたんですが速攻で落とされてしまいました。
まあこれはある意味仕方ないことで、(後述する理由4で詳しく書きますが)普通の障害者枠は幅広い障害者に対応できるように単純作業しか用意されていないのでクリエイティブさは一ミリも求められていなんですよ。
でもそうやって障害者=単純作業やらせればええやろ!みたいな風潮は心底ムカつきます。それを考えると、やっぱり起業するならクリエイティブさが重要なゲーム会社が一番いいですね。
理由2:ゲームやパソコンが好きな障害者は多いから
次に二つ目の理由は、ゲームやパソコンが好きな障害者は多いのでゲーム開発に興味を持ってもらいやすいと思ったからです。
これは個人的な推測なのですが、特に精神障害者の人はコミュニケーション能力に問題がある場合が多く、孤立したり引きこもりになったりしやすいので他人と遊ぶよりもゲームやパソコンといった趣味に没頭しやすいと思っています(※というか私自身がそうです)。
それを考えると障害者の人は元々ゲーム開発への適性が高い傾向にあるのではないかと思いますし、もしそうでなくても興味さえ持ってもらえれば仕事の覚えも早いと思うのでゲームというジャンルはかなり障害者との相性がよいと思います。
理由3:ゲーム開発はPCさえ使えればどこでもできるから
三つ目の理由は、ゲーム開発はPCさえ使えればどこでもできるからです。
私を含めて障害者の大部分は身体的・精神的に通勤が難しい場合が多く、「できれば在宅で仕事したいなぁ」と思っています。しかし都会ならともかく田舎の障害者求人は在宅でできる仕事なんてゼロで、肉体労働しかありません。はっきり言って最悪です。
しかしゲーム開発であれば、基本的にPCさえ使えればどこでもできるので完全に在宅勤務にすることも可能だと思います。…というか私が会社を作るならオフィスなんて作らずに全員テレワークになるように工夫します。私自身引きこもりなので絶対そっちのほうがパフォーマンスを発揮できますし。やっぱりおうちが一番!
理由4:クリエイティブな障害者は多いのに、どの企業もそういう障害者を雇いたがらないから
さて四つ目の理由は、クリエイティブな障害者は多いのですが、どの企業もそういう障害者を雇いたがらないからです。でも私が会社を作るならそういう人をぜひ雇いたいってことですよ。
そもそも、障害者の人って健常者とは違って個性的な人がかなり多いんですよ。人と違った考え方ができるというか、やっぱり自分の障害によって人と違う苦しみを味わったりしてきた経験があるので、それがその人の個性になっているんですよね。
それを考えると障害者でもクリエイティブで面白い人は多いと思うのですが、障害者枠の仕事ときたらその個性を無視して最低賃金で単純作業を押し付けるようなものばかりで本当に腹立たしく思えてきますし、その上「単純作業もできない奴は雇いませーんww」的な態度だから頭に来ます。クリエイティブなことができても単純作業ができない障害だってあるのにね…。
だからもし私が会社を作るとしたら、そういう「障害者なりのクリエイティブさ」を十分に発揮できるような仕事ができるように工夫したいと思っています。
理由5:障害者だけでも面白いことができることを証明したいから
最後に五つ目の理由は、障害者だけでも面白いことができることを証明したいからです。
もし私が会社を作るなら、普通とは逆で健常者の人は一切採用しません。なぜなら「健常者がサポートしないとダメ」と思われがちな障害者でも自分たちだけで面白いことができると思っているからです。
というか、万一「障害者だらけのゲーム会社」なんて突拍子もないものが実現してまあまあ上手くいったとしたらそれだけでも面白いと思いませんか?夢として持っているだけでもなんか笑えてきますね。
今ニートなのにそんな夢を実現できるの?
はっきり言って今のままでは100%無理😭
全く情けない話ですが、まだゲーム開発関係の稼ぎが小遣い程度なので事業化には程遠いのが現状です。まあ、まずは個人事業主になれるように頑張ろうと思います…。
おわりに
以上、なんかとりとめのない話になってしまって恐縮ですが私の将来の夢についてお話ししました。
正直なところ、この夢が将来的に実現する可能性よりも惨めに野垂れ死ぬ確率のほうがはるかに高いのですが、とりあえず目標があったほうが人生楽しくなるよね…ってことで。「アラサーにもなってしょうもねぇ夢見てるニートもいるんだな」くらいに思っていただければ幸いです。
今回は以上!