今回は「ニートなら独学で何か身につけようぜ!」という話です。
ニートをやってると暇ですが、せっかく暇なら何か少しでも身になるようなことをやりたいと思いませんか。もしそう思うならオススメしたいのが独学で何かを勉強することで、これには色々なメリットがあります。
ここではニートが独学することのメリットや独学の始め方について書いていきますね。
ニートが独学するメリット
はじめに、ニートが独学で何かを勉強することのメリットとしては次の4つが挙げられます。
- お金があまりかからない
- 暇つぶしになる
- 自分のペースで黙々と進められる
- ボケ防止になる
一つずつ詳しく見ていきましょう。
お金があまりかからない
まず一つ目のメリットは何と言っても、誰かに教わるのに比べると独学ならあまりお金をかけずに勉強ができることです。
独学すれば道具の費用以外は参考書代(1500円〜)くらいしかかりませんし、何ならネットの情報だけでタダで済ませることだってできます。あと、家でできるので交通費も必要ありません。お財布事情が厳しいニートには嬉しいメリットですね。
暇つぶしになる
次に二つ目のメリットですが、独学はかなりの暇つぶしになります。
というのは、当然ながら独学だと知識や経験がある人に教えてもらえるわけではないので、自分で考えたり調べたりしながら地道に勉強を進める必要があるからです。
したがって独学で勉強を進めるためには比較的多くの時間が必要になりますが、ニートであればむしろ暇つぶしになるので好都合でしょう。
自分のペースで黙々と進められる
さて、三つ目のメリットは独学であれば自分のペースで黙々と進められることです。
教室などに通うとなると、周りの進み具合に合わせないといけない場合も考えられます。しかし独学であればそんな心配は全く必要ありません。ただ一人で黙々と勉強すれば良いのでマイペースなニートには最適です。
ボケ防止になる
最後に四つ目のメリットは独学はニートにとってボケ防止になるということです。
以前の記事でも度々書いていますが、ニートの天敵の一つは思考力の低下です。ゲームやアニメ鑑賞などの受け身な活動しかしないニートはあっという間に思考力が落ちてしまい、ますます無気力になってしまうのです。
しかし独学で何かを勉強すれば、先述の通り自力で考えたり調べたりする必要があるため、自然とアウトプットも多くなって脳みそを使います。したがってニートがボケないようにするためにもぴったりなのです。
何を勉強すべきか?
ではメリットがわかったところで、次は実際に何を独学で勉強したらいいのか?という話になってきます。
まあ当然興味があることがあるならそれを勉強してもらえばいいのですが、特にニートの皆さんの場合は「趣味もカネもない」という方が多く、一体何を学べば良いのか分からない方も多いと思います。そこで、私が厳選した「独学しやすくてためになるスキル・趣味」を3つご紹介しますね。
- プログラミング
- イラスト
- 英語(リスニング&リーディング)
プログラミング
まず一つ目は、このブログでもよくオススメしているプログラミングです。プログラミングができるようになるとアプリを作れたり、PC上の面倒な作業を自動化できたりして便利ですし、自分でロジックを考えて組むのはとても楽しいです。また、そのほかにも
- 無料で始められる
- 頭の体操になる
- 収益化しやすい
- 独学に適した参考書が多い
といったメリットがたくさんあるので、ニートが独学するには最適です。
プログラミングについての詳しい話は以前の記事「ニートならプログラミングしろ!おすすめ言語はC#かPythonだ」に長々と書いてあるので、興味のある方はそちらも併せてご覧ください。
イラスト
次に二つ目はイラストです。イラストも非常にメリットの多い趣味で、
- 最低限、紙とペンがあればできる
- 覚えること・練習すべきことが大量で暇つぶしになる
- 成人してから始めても上達しやすい
- 個性を生かせる
といった旨みがあります。こちらも描いていて楽しいし良いことづくめです。
ちなみに、上記のメリットのうち「成人してから始めても上達しやすい」というのは「どうせ今更始めてもダメだ」と思いがちなニートにとっては救いとなるでしょう。イラストは練習しまくれば高確率で”そこそこ上手い”レベルまでは上達するので、暇とやる気を持て余したニートなら絶対に一定レベルまでは上達するはずです(※それ以上になるとセンスが必要ですが)。なので自信をつけたいニートの方にはかなりオススメできます。
英語(リスニング&リーディング)
最後に三つ目にオススメなのは英語(リスニング&リーディング)です。英語というと英会話というイメージがあると思いますが、話したり書いたりするのは正直独学では難しいので、一人でも勉強できるリスニングとリーディングがオススメです。
それでニートの皆さんは「日本にいれば英語なんて必要ないじゃん」と思うかもしれませんが、英語を勉強するメリットとしては次のようなことが挙げられます。
- 海外の面白いコンテンツを理解できるようになる
- 幅広い情報を得られるようになり、考え方が柔軟になる
- 英語が怖くなくなって自信がつく
英語の一番のメリットは、なんといっても海外の面白いコンテンツ(動画・ゲームなど)を楽しめるようになることです。物量も日本語のコンテンツとは比較にならないほど膨大なので暇つぶしには最適でしょう。
独学の始め方
さて、勉強すべきことを決めたら次はさっそく独学をはじめましょう。ただしやり方がよくわからない状態では独学は絶対長続きしませんし、知識も身につかないので「どうやって独学すればいいか」を知っておく必要があります。
そこでここでは、どんなジャンルにも通用する独学の始め方(入門〜自力でできるようになるまで)を説明していきます。手順としては次の通りです。
- 入門書をしっかり選ぶ
- 手を動かしながら入門書のサンプルを真似する
- 入門書のサンプルを自分なりに変えてみる
- 入門書の知識を使って自分で一からやってみる
では、詳しく見ていきましょう。
入門書をしっかり選ぶ
まず、独学は入門書選びからスタートします。まあ面倒臭がりなニートの方は「入門書なんてどれも同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、独学では入門書選びが非常に重要。理由は入門書の分かりやすさで後々の理解度や楽しさが全く違ってくるからです。
特に忍耐力のないニートの場合、入門書選びを間違えて理解しづらいものを買ってしまうと、分からない→面白くない→もうやめた!…となってしまうのは明白です。なので必ず厳選するようにしましょう。
それで今はアマゾンとかで気軽に入門書を購入できますが、正直レビューがあまりアテにならないので鵜呑みはいけません。できれば書店や図書館などで実際に試し読みしてから買うのがベストです(もちろん、ド田舎の場合はネットに頼らざるを得ないので仕方ないですが)。
あと一つ注意点として、入門書を買うときはよほどの理由がない限りは1冊だけにしてください。なぜかというと入門書はたくさん買っても無駄だからです。基礎は1冊を繰り返して徹底的に勉強するのが一番なので、あれこれと手を出しても仕方ありません。「自分にはこの1冊」という本を厳選して選びましょう。
手を動かしながら入門書のサンプルを真似する
次に、入門書を選んだら必ず手を動かしながら入門書のサンプルを真似していきます。例えばプログラミングならサンプルコードの写経、イラストなら作例の模写、英語なら音読や書き写しなどがこのステップに該当するでしょう。
この段階ではとりあえず真似できればいいので、内容を完璧に理解できなくてもOKです。ざっくり理解しながら、まずは入門書を最後まで読み進めることを目標に取り組みましょう。
入門書のサンプルを自分なりに変えてみる
そうして1周したら、次は2周目です。2周目は知識の理解度を深めたいので、入門書のサンプルを自分なりに改造してみると良いかと思います。既存のものをうまく改造するためにはそれをきちんと理解している必要があるので、改造にチャレンジすることで本当に理解しているかどうかをチェックすることができるのです。
もしうまく改造できれば十分理解できているということですし、うまくいかないなら理解不足なので復習すればOKです。中途半端な理解ではその後の独学の進み具合や楽しさに支障が出る場合がありますので、ここでしっかりと理解を深めておきましょう。
入門書の知識を使って自分で一からやってみる
最後は仕上げとして入門書の知識を使って自分で一からやってみましょう。一から取り組んでみて、とりあえず完成までこぎつけることができれば入門書の知識が一通り身についているということです。
ただし途中で時間がかかったり、出来たものには納得のいかない部分があると思います。その部分は自分が苦手としているところなのできちんと復習しておいたほうが良いです。
上記の4ステップで基礎知識を身につけることができます。このあとは応用的な知識を得られる参考書を買って勉強したり、さらに練習を重ねたりしていきましょう。
おわりに:独学して楽しいニート生活を送ろう
以上、ニートが独学するメリットや独学のやり方について書いてきました。
繰り返しになりますが独学は暇つぶしになるし、スキルも身につくのでニートにとっては良いことばかりです。ぜひ暇なニートのうちにスキルを身につけて楽しいニート生活を送れるようにしてみてください。