生きるのが面倒くさいと感じる理由。一体どうすればいいのかを考えよう

生きるのが面倒くさい理由 素朴な疑問・考察

こんにちは、精神障害持ちのニートです。私はもうすぐニート4年目になりますが、おかげさまで(将来の不安はさておき)毎日楽しいニート生活を送ることができています。

しかし振り返ってみれば学生時代や社会人時代はとにかく生きるのがめんどくさくて、毎日のように「ああ…まだあと何十年も生きないといけないのか」などと思っていました。正直言って寝たらそのまんま目覚めなきゃいいのに、と思っていたくらいです。

それでそういう考えは充実したニート生活を送っている今からしてみれば信じられないことなので、一体なぜ昔の私はそんなことを考えていたのかなと思いました。そこで今回は

  1. なぜ生きるのがめんどくさいと感じてしまうのか?
  2. そう感じてしまうレベルになったらどうすればいいのか?

ということについて考えていきますね。

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なぜ「生きるのが面倒くさい」と感じてしまうのか?

では早速ですが、まずは私たちが「生きるのが面倒だ」と感じてしまう理由を考えていきましょう。

めんどくさい=やりたくもない事を無理にやるときの不快感

はじめに、そもそもの話として「面倒くさい」とはどういうことなのかをはっきりさせておきます。

辞書(デジタル大辞泉)を引いてみますと

手間がかかったり、解決が容易でなかったりして、わずらわしいこと。

とあります。つまり言葉の定義としては「こなすのに労力がいる=面倒」ということですね。

しかし少し考えてみると、世の中には手間がかかるようなことを自ら進んでやって楽しむ人もいます。そういう人にとっては、おそらくそのことは手間がかかっても面倒だとは思わないでしょう。現に、私も今こうしてブログを書いているわけですが、文章を書くのは手間だけど面倒だとは思っていません。自発的にやっているので逆に面白いとさえ思っています。

それを考えると、面倒とは「手間がかかる事を無理にやらなければならないときの不快感」といえるのではないでしょうか。

生きるのが面倒だと思うときは人生を楽しめていない

となると「生きるのが面倒くさい」ということは、つまり人生を十分楽しめていないとも言えるかもしれません。

人生では勉強・仕事・家事などなど、やるべきことがみんな手間がかかることばかりです。そんな中で人生が楽しいと思っている人はそういった手間のかかることも好きで・楽しんでやっているので全然苦にならないのだと思います。

しかし、逆にそういうことが嫌になってしまうと、「やりたくないけどやらなきゃ…」という考え方になって面倒に感じてしまうというわけです。

人生を楽しめない最大の原因は人間関係だと思う

それで人生が楽しめなくなってしまう理由は色々あると思いますが、個人的には人間関係が上手くいかないことが最大の原因だと思います。

現代の日本社会では人とのかかわりが昔よりは希薄になったとはいえ、それでもマトモに生きていくためには人間関係を良好に保つことが非常に重要視されます。

人間関係を良好に保つには自分のやるべきことをやるだけでなく、相手を気遣ったり、気配りをするなどして上手く立ち回らないといけません。もしこういったことができないと周りから疎まれたり、馬鹿にされたりして人間関係で悩むことになるでしょう。

かくいう私も空気は読めないし、気も利かないしで子供のころから散々いじめられるなどしたので、人間関係については非常に悩みました。正直言って今でもどうすれば良好な人間関係を築けるのかサッパリ分かりません、というかそもそも完全に人間不信なので人間関係なんてもう懲り懲りだとすら思います。まあ、こんな調子では「人間関係=面倒くさい」→「人生面倒くさい」と感じるようになるのも当然だと思いますが…。

ともかく、人間関係は現代社会でもあらゆるところに絡んでくるので、それが上手くいかなければ人生まで面倒くさく感じられるようになるというワケです。

生きるのは面倒くさいが、別に死にたいわけでもない

それで今回のようなテーマについて書くと「じゃあ死ねばいいじゃん」と思う人も中に入ると思いますが、別に人生面倒だからといって死にたいとは思わないんですよね。

というか、まあ仮にそう思ったとして苦しまずにサックリぽっくりいけるならいいと思うんですけど、現実的にそういう手段ってなかなか思い当たらないじゃないですか。そうすると自発的に死ぬのも面倒くさいという結論になるんですよ。だからとりあえず生きなきゃいけないけど、それが面倒くさく感じられるので大いに悩んでいるというわけです。

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生きるのが面倒だと思ったらどうすればいいのか?

さて、人生が面倒だと感じる理由についてはこれくらいにしておいて、そう思ってしまうようになったら一体どうすればいいのかを少し考えてみましょう。

極論すれば「面倒なことを一切やらない」ようにすればいい

まず、これはきわめて個人的な意見ですし極論でもありますが、人生が面倒だと思うレベルになってしまったら「面倒だと思うことを一切やらない」ようにしたほうがいいのではないかと思います。

つまり仕事が面倒ならさっさと辞めればいいし、人間関係が面倒ならそんなものは全部リセットしてしまえばいいんですよ。

…こう書くと「そんな無責任な」「じゃあどうやって生きていくんだよ」と思う方もいると思います。しかし、そもそも生きるのが面倒に感じられるというのは相当危ないレベルなので、そのまま面倒だと思うことを続けると精神的に病んで取り返しのつかないことになりかねません

というのは私自身、会社で精神的にボロボロになっても「まだ頑張らなきゃ…」と思ってしがみついていたら、一生治らない精神病になって解雇→結局「精神障害持ちのニート」になってしまったからです。

なので私みたいに無理矢理続けてダメになるくらいなら、思い切って辞めちゃった方がまだマシなんですよ。精神的に健康ならいくらでもやり直せると思うので。

…まあ、上記はあくまでも私の個人的な意見・経験なので、どうするかはあなた次第ですが参考にして頂けたらいいなと思います。

好きなことや楽しいと思えることを増やしていこう

さて、それで上記の通り面倒なことは一切やらないようにしたとしても、おそらく全く何もやらなくなるということはないと思います(うつ病とかならまた別かもしれませんが)。だって暇だから。

となると、自然と自分が好きなこと・楽しいと思っていることをやりたくなると思います。これがポイントで、要するに心の中の面倒ごとをいったんクリアして、何もなくなったところに楽しい事を積み重ねていけばいいんですよ。そうすれば楽しいことがどんどん増えていくので、人生が楽しいと思えてくるのではないでしょうか。

実際、冒頭にも書いた通り私は学生時代や社会人時代は人生がめんどくさくて仕方なかったのですが、ニートになって仕事も人間関係もなくなったことで初めて「プログラミング楽しい」「やっぱ創作活動って面白いな」と思えるようになってきました。まあニートなので将来的な不安はありますが、とりあえずあらゆる面倒ごとから解放されたことによって心に余裕が生まれたというわけです。

もしこのような余裕がなかったら、私の精神病は悪化する一方で今頃廃人になっていたことでしょう。それを思えばニートになったことは全然悪い事ではなく、むしろ今後の人生において必要な過程だったのではないかと思います。

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おわりに:生きるのはめんどくさいけど、生きていれば良いこともある…と思いたい

以上、生きるのが面倒くさいと感じてしまう理由と、そう思ったら一体どうすれば良いのかについて書いてきました。あくまでもニートの意見ですが何かしら参考になれば幸いです。

まあ人生って色々難しい部分があるので、面倒だと思ってしまうことがあっても何もおかしくないと思います。でもそう感じてしまった時に、そのまま無理してメンタルをぶっ壊すか、それともきちんと対処するかでその後の人生がだいぶ変わってくると思うんですよ。

個人的にはメンタルをぶっ壊すのはヤバいと思う(というか私自身ぶっ壊してヤバかった)ので、皆さんにはそんな風になってほしくないと思ってこの記事を書きました。

それはそれとして、こんな記事をご覧になっている時点で皆さんだいぶお疲れだと思います。どうかくれぐれもご自愛いただければと思います。

今回は以上です。