やる気が出ないニートへ。まずは「やるべきことを細分化」してみよう

やる気が出ない… ニート・ひきこもりの話

ニートの皆さんこんにちは。この記事をご覧になっているということは、やる気が出なくてお困りのようですね。

…なるほど、確かにニートを続けているとやる気が出なくなってしまうことって多いですよね。私もニートを3年ほどやっているのでその辺は痛いほどわかります。

ただ、そんな中でも私は毎日

  • ブログを書く
  • プログラミングをしてゲームを作る
  • イラストを描く

といったクリエイティブな活動を続けていまして、ニートの中ではやる気を出せる方なのではないかと思っています。なので僭越ながら「ニートがやる気を出す方法」について一丁前に書けるのではないかと思いました。

そこで今回はなかなかやる気が出ないニートの方のために、少しでもやる気を出す方法について書いていきますね。

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ニートを続けているとやる気が出なくなる理由

では、やる気を出す方法を紹介する前に「そもそも、なぜニート生活を続けているとやる気が出なくなってしまうのか?」という原因を見ておきましょう。

やる気が出なくなる理由は色々あると思いますが、個人的に主な原因は次の3つだと思います。

  1. 体力や精神力が低下するから
  2. やるべきことを先延ばししてもすぐには困らないから
  3. ネガティブ思考になるから

それぞれ詳しく見ていきましょうか。

体力や精神力が低下するから

まず一つ目の理由は、単純に体力や精神力が低下するからです。

ニートをやっていると(よほど健康への意識が高くない限りは)運動しなくなりますし、他人とも会わなくなるので体力や精神力がどんどん低下して疲れやすくなってしまいます。

その結果、ちょっとした用事をこなすのも「疲れるから嫌だ」と億劫になり何もやる気がなくなってしまうのです。

やるべきことを先延ばししてもすぐには困らないから

次に二つ目の理由は、(ニートをやっていられるということは)やるべきことを先延ばししてもすぐには困らないからです。

そもそもニートであるということは「働くのを先延ばしにしている」ということなのですが、それでも親が元気なうちは食うに困りません。そしてそのような状態が続くと無意識的に

「働かなくても何とかなるなら、他の面倒ごとなんて尚更やらなくてもいいじゃん」

という思考になってきます。したがって、なかなかやる気が出ない状態(…と本人は思っているが、実際は何もしなくても済む現状に甘えているだけ)になってしまうのです。

ネガティブ思考になるから

最後に三つ目は、ニートを続けていると次第にネガティブ思考になってしまうからです。

というのも、ニートは社会の最底辺で何かとバカにされたりするので、この肩書が骨身に染みてしまうと

  • 自分には価値がない・クズだ
  • なぜ生きているのか分からない

といった思考になりがちだからです。そしてこのようにネガティブな思考になると、

  • どうせ何をやっても上手くいかない
  • もっとうまい人がいるのに、下手な自分がやったところで意味がない

という風に反射的に考えてしまうのでやる気が出なくなってしまうのです。

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ニートがやる気を出す方法:「やるべきことを細分化」せよ!

では、やる気が出なくなる原因が分かったところで本題の「ニートがやる気を出す方法」をご紹介します。

やる気を出す方法は本やネットでも色々なものが紹介されていますが、私がニートの皆さんに試していただきたい方法はたった一つ。それは

やるべきことを細分化する

という方法です。ただまあ、これだけでは何のことやら分からないと思いますので、

  1. 細分化とは一体どういうことか?
  2. なぜやるべきことを細分化すると良いのか?
  3. 具体的なやり方

について順番に説明しますね。

「やるべきことを細分化する」とは?

まず、この「やるべきことを細分化する」とはどういうことか?ということですが、これは簡単に言えば

やるべきことを小さく分けて、より具体的にする

ことです。例を挙げると、やるべきことが「就職する」ことであれば次のように細分化できます。

  • 就職する
    • ネットやハロワで職業・企業を調べる
    • 履歴書を書く
    • 面接の練習をする
    • 企業に連絡して履歴書を送る

このように「就職する」という大雑把な事柄を、より小さい単位の・より具体的な「やるべきことリスト」に分割するのがやる気を出す秘訣です。

なお、上記の例はまだまだ小さい単位に細分化することができます。詳しくは後ほど説明しますね。

なぜやるべきことを細かく分けると良いのか?

それにしても、なぜこのように「やるべきことを細かく分割」したほうがやる気が出るのでしょうか。主な理由は次の通りです。

  1. 分割することで手を付けやすくなるから
  2. 具体的に何をすればよいのかが分かりやすくなるから

分割することで手を付けやすくなるから

一つ目の理由は、やるべきことを分割することで手を付けやすくなるからです。

例えばの話ですが、掃除をするときにすべての部屋を一気に掃除するよりも、(可能なら)何日かに分けて少しずつ掃除したほうがやりやすいですよね?

やる気に関する話もこれと同じで、ただでさえニートでやる気が出ないのに大きなことを一気にこなそうとしたって土台無理というものです。

そこでやるべきことを「楽にこなせそうだ」と思えるレベルまで分割して簡単にすることで、あまりやる気が出なくても何かしら手を付けられるようにするというわけですね。

具体的に何をすればよいのかが分かりやすくなるから

次に二つ目の理由は、やるべきことを細分化すると具体性が増して何をすればよいのかが分かりやすくなるからです。

例えば先ほどの例でいうと、ただ漠然と「就職しよう」と思っているだけでは具体的にどうすれば就職できるのかが見えていないので行動に移せず、やる気が出ません。

しかしそこから一歩進めて細分化すると、「企業を調べる」「履歴書を書く」といった具合にやるべきことが具体的になるので行動に移しやすくなります。

細分化の具体的なやり方

では、理由が分かったところで具体的なやり方について説明します。一番のポイントは「やるべきこと」をできるだけ細かく・具体的な行動のリストとして書き出すことです。

例えば、先ほどの例であれば次のようにさらに細かくして具体化してください。

  • 就職する
    •  ネットやハロワで職業・企業を調べる
      • どんな職種があるのか調べる
      • 適職診断を受ける
      • 近くの会社を調べる
      • ハロワに行く
    • 履歴書を書く
      • 履歴書の用紙を買う
      • 経歴をまとめる
      • 下書きをする
      • 清書する
    • 面接の練習をする
      • 面接でよく聞かれる質問を調べる
      • それに対する答えを用意する
      • ハロワで面接練習の予約をする
    • 企業に連絡して履歴書を送る
      • 封筒や送り状の書き方を調べる
      • 郵便局に行く

やるべきことをこれくらい具体的で・手を付けやすいサイズに分割できれば、あまりやる気が出なくても1つくらいはこなせるでしょう。

繰り返しになりますが、やる気を出すポイントは「やるべきこと」をなるべく細かく・具体的な行動のリストにまとめることです。ぜひ「これならできそうだ」と思えるレベルまで分割してみてください。

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おわりに:やる気が出ないなら工夫しよう

以上、ニートを続けているとやる気が出なくなる理由や、やる気を少しでも出すためのテクニックについて書いてきました。

まあ人間である以上はやる気が出ないことだってありますし、ニートであれば尚更やる気が出にくいのは仕方がないと思います。ただ、そうは言っても工夫次第では十分やる気を出せると思いますので、まずは今回ご紹介した「やるべきことを細分化する」というテクニックをぜひ試していただければと思います。

今回は以上!

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