長年ニートをやっていると、よく親などから「みんなが働いて苦労しているのにお前は怠けているだけだ」などと言われます。
…まあ私は精神障害者なので怠けているわけではなく働けないんですけど、見た目は普通だし、傍から見たらそう思われても仕方ないかもしれません。なので(そう思われること自体はムカつくけど)別にその点についてはどうこう言うつもりはありません。
しかし私が気に食わないのは、「みんなが苦労しているからお前も苦労しろ」という言い方です。いや、苦労を押し付けるなよと。別にお前が勝手に苦労するのは構わないけど、こっちにまで苦労を強要するんじゃねーよ。…バカか?
そう思ったので、今回は
- なぜか苦労を押し付けたがる日本人の異常さ
- 楽すること自体は良いことだ
ということを書いていきますね。
苦労自慢大好き!苦労を信仰するおかしな日本人
まず、いきなり主語がデカくて申し訳ないのですが日本人ってやたらと苦労自慢したり、苦労した経験でマウントを取ったりするのが好きじゃないですか?例えば
- 俺が若いときはこんな苦労をしたから今こんな風に良い、だから若い時の苦労は買ってでもしろ
- 見て見て、これ苦労して作ったんだよ~(ドヤァ
- こっちは苦労して働いているのに、ニートは楽でいいよな
みたいなことを言う奴がどこにでも必ず一人くらいいて気味が悪い。あのさ、お前が苦労した話なんてどうでもいいんだよ。俺には何の関係もないじゃん。
そもそも、少なくとも私が思うに他人から評価されるべきなのは成果であって過程ではないんですよ。でもなんか日本人って「苦労した」っていう過程を評価してもらいたがるんですよね。…アホかな?
しかもそれだけならまだマシだけど、悪いことに評価する側も「苦労したんだね!エライ!!」って褒める奴がいるのがまたおかしい。こんなことだから、特に職場とかだと本当に成果を上げられる人が割を食うんですよ。
職場なら本来は仕事を早く終わらせて定時で帰れる方が偉いはずなのに、遅くまで残業して「苦労した」ほうがむしろ偉いみたいな。控えめに言ってもこういう苦労信仰はクソですよ。なんで日本にはこんなに非合理的な奴が多いんでしょうね…?
楽している人を叩いて苦労を押し付けたがる「可哀そうな人たち」
まあ、百歩譲って自分で勝手に苦労を信仰するだけならまだ許せる。でも苦労を信仰している人って楽している人を叩いて苦労を押し付けたがるんですよね。ホントいい迷惑。
それでそういう奴はたいてい、やるべきことを要領良くこなせないバカなんですよ。だから当然苦労するわけなんですけど、そうなると「俺たちは苦しんでいるんだ!だからお前も苦しめ!」っていう思考になるんですね。これもうほとんど呪詛だろ…。
苦労する原因は自分自身が無能だからってことに気づけよ、と思いますね。
楽すること自体は良いことだ
それにしても、なんで日本人は「楽すること」が許せないんでしょうか。楽できるなら楽したほうがいいに決まってるじゃん。楽することには
- 苦痛を味わわなくて済む
- ストレスが溜まらない
- 労力が少なくて済むから生産性も上がる
っていう大きなメリットがあるし良いことずくめでしょ。…なんかデメリットでもあるの?
そもそも、日本人って「楽をする=何もしないorズルをする」みたいな勝手なイメージを持っているアホが多い気がするんですけど、楽をしている人はたいてい楽するために常に知恵を絞っているから楽できるんですよ。きっとその辺を勘違いしている奴が勝手に騒ぎ立てて悪いイメージを植え付けたんでしょうね。まったくバカバカしい…。
おわりに
以上、簡単ではありますが苦労を押し付けたがる日本人の異常さについて書いてきました。
世の中もっとみんなが楽できるように改善していけば楽しくなるはずのに、なんか知らんけどそれを妨害するバカどもがのさばっているのには本当に呆れますね。そういう方々には社会のためにも早いところくたばって頂きたいところです。
今回は以上!