少し前の話になりますが、昨年の春ごろに「子供部屋おじさん」というパワーワードが流行りましたよね。
初めてこのワードを見かけた時、ニートとして実家に居候している身としては何とも言えない気分だったのですが、一つ率直に思ったことがありました。それは
「子供時代に自分の部屋があったなんて、羨ましいなぁ」
というものです。なにせウチには子供部屋なんてなかったので。
それで今になって振り返ってみると、子供部屋がなくて苦労したことが色々あったんですよ。そこで今回はそのことについて書いていきますね。
ウチに子供部屋がなかった理由・今はどうしているのか?について
ではまずはウチに子供部屋がなかった理由と、今現在はどうしているのかということから書きたいと思います。
子供部屋がなかった理由
はじめにウチに子供部屋がなかった理由ですが、これは単純に家が狭いからというものです。
まあ部屋数はそれなりにあるんですけど、ウチの家系は代々整理整頓が苦手なようで部屋3つくらいが物置状態になってしまっているので、実質的に個人で使える部屋はゼロです。
つまり全ての部屋が共用スペースなわけで、親さえ自分の部屋を持てないのにどうして子供に部屋を与えないといけないのさ?という風になっていたというわけです。
じゃあ物置状態の部屋を片付ければよいのかというと、事はそんなに単純ではなくて、仮に片付けたとしても方角などの関係でとにかく暗い・寒いといった問題があったりします。
なので結局のところ、家族全員が自分の部屋を持てないという悲しい状態でした…。
今はどうしているの?
それで、じゃあ今も自分の部屋がないのか?というとそうではなくて、今になってやっと自分の部屋を持つことができました。
実家に帰省(というか寄生?)したときに物置部屋の1つを改造して何とか住めるようにしたんですよ。…まあ断熱がザコなので夏と冬は大変ですけど、今になっても自分の部屋を持てなかったら気が狂うのでそれに比べたら全然マシですね。
子供部屋がなくて苦労したこと
さて、前置きが長くなりましたが本題です。子供部屋がなくて苦労したことについてですが、主に次のようなことで非常に苦労しました。
- 勉強
- プライバシー的なこと
- 睡眠
- 性処理
勉強に集中できない!
まず一つ目は勉強に全然集中できないということです。
自分の部屋がないということは当然、居間などで勉強するしかないわけですけど、人が勉強しているときに家族が平気でテレビを見たりするのでうるさくてたまりません。
特に小学生の時なんかは酷くて、なんと私の勉強机の真後ろにテレビがあったんですよ。上から見た図で示すと下のような感じです。
こんな状態だったので、家族がテレビを見ている中で勉強しなきゃいけない、でもテレビに背を向けている状態で音だけ聞こえるので気になって集中できやしないんですよ。バカか?
…にしても、こんな劣悪な環境でも勉強がそこそこできたのは奇跡的だと思いますね。環境が整えばもっと上を目指せたかもしれません。
プライバシー皆無!
次に二つ目はプライバシーが全くないということです。
小学生の時はまだ子供部屋がなくても我慢できましたが、さすがに中学生くらいになると家族に見られたくないことがいろいろ出てきて、それをコッソリ隠れてやるのに苦労しましたね。
なにせ家中が共用スペースなので、いつ何時家族が乱入してくるか分からないですから…。思春期の子供にとってはかなり居心地が悪い感じでした。
よく眠れない!
三つ目としてはよく眠れないというのもありました。なぜ眠れないのかというと、まあ何となく想像できると思いますが自分の部屋がない=家族と一緒に寝るしかないということなのでもう最悪ですね。なんと高校生になっても親子で川の字になって寝ていました。こんなのは恥ずかしくてリアルじゃ他人には言えないですよ。あ~、思い出しただけで恥ずかしい。
まあでもそれは百歩譲っていいとしても、なんといってもイビキがうるせぇ!!しかも嫌なことに他の家族は私よりも寝つきが良いので、私よりも先に眠ってグーグーいびきをかきやがります。なので余計に眠れなかったのがつらかったです。
性処理で四苦八苦!
最後に四つ目は性処理で四苦八苦したということです。
既に書いたように家中いつ何時家族が来るか分からないですから、おちおちオ〇ニーもできやしません。特に高校生の時なんて一番ムラムラする時期なのに安心して定期放出できないので、常に股間が爆発しそうでした。あれは本当に地獄でしたね…。
子供部屋がないのは最悪
以上、簡単ではありますが子供部屋がなくて苦労したことについて書いてきました。
今回の内容は今だから笑い話にできますけど、当時としては本当に辛かったですし、そのせいで色々な悪影響を被ったので子供部屋がなかったことは本気でクソだったと思っています。…まあ、子供部屋があったらニートにならなかったか?というとそうだとは言い切れませんが。
それにしても、ウチに関する話題は掘れば掘るほど変なエピソードがどんどん出てきますね…。ブログのネタができるのはいいけど、もう少しマトモな家庭で育ちたかった気がします。
今回は以上!