ニートというキーワードで検索しようとすると、たまにサジェストに
「ニート 一発逆転」
などというフレーズが出てくるのを目にします(下図)。
おそらくニートの皆さんの多くが現状を打破したいと思ってこのようなフレーズで検索するのでしょう。
こうした「ニート状態から一発逆転して人生を良くしたい」という気持ちは私もニートなのでよくわかります。ただ、そもそもそういう考えを持つニートの方の多くは「大した努力もせずにウハウハになりたい」などと思っているのではないでしょうか?
しかし正直に言って、そういう考えは甘すぎると私は思います。そんなんじゃダメだろと。今回は私がそう思う理由について書きます。
ニートが一発逆転するなんて不可能
さて、ニートの私が極めて現実的な話をするのも変な気がしますが、ニートが何の努力もなく一発逆転するなんてまず不可能です。なぜか?何もしなけりゃ何も起きないからです。当たり前の話。
まあ、もし仮にそういう事例があったとしても、宝くじで一等を当てるようなもんですよ。まったくバカバカしい…。
一発逆転は努力の賜物
そもそも「一発逆転」って言葉は聞こえはいいですけど、実際のところはイメージとは違ってもっと泥臭いと思うんですよ。
例えば一発逆転を成し遂げるような人って、必死に努力して不利な状況を脱出しようともがいたりしたんじゃないでしょうか。傍から見れば一気に状況を好転させたように見えるから華々しいだけで、本当は見えないところできっちり努力しているはずです。なので一発逆転って努力の賜物だと私は思います。
ニート特有の「棚ぼた的思考」
ところがニートの人って
- 努力はしたくない
- でもウハウハになりたい
という思考回路の人が多すぎます(私もニートだからわかります)。だから「一発逆転=何もせずにウハウハ」みたいな間違ったイメージをもってしまい、鼻くそをほじりながら「俺も一発逆転したいな~」などとナメたことを考えるわけです。
でもさ、世の中そんなにうまい話はないと思いません??あったとしても既に頭のいい人たちに持っていかれているはずで、ニートなんてまずありつけないはずです。
だからこういう「棚からぼた餅」的な考え方を持ち続けるって本当にヤバいと思うんですよね。ぼた餅は一向に落ちてこなくて時間だけが過ぎていく。それってただ死ぬのを待っているのと同じじゃないですか?バカみたいですね。
バカな奴ほど運に頼りたがる
さて、それだけでも十分バカですけど、さらにバカなニートはギャンブル的な考え方をします。例えば宝くじで一山当てようとか、ろくな知識もないのに株で儲けようとか、なんかそういう運頼みな思考になるわけです。
こうなるともう手遅れで救いようがありません。なぜなら元々あってないような資産がさらに目減りするのが明白だからです。単に自滅のスピードを速めているだけなのでバカとしか言いようがありません。
何でもいいからコツコツ続けよう
以上、棚ぼたニートが一発逆転するなんて無理だという話をしました。
しかし、だからといって状況が好転するチャンスが全くないというわけではないと私は思います。何でもいいから何か行動したほうが少なくともチャンスはあるでしょう。できれば就職活動などを進められればベストですが、そこまで気力がなければ
- 好きなことを毎日コツコツ続ける
- 何か新しいことにチャレンジしてみる
といったことに取り組んでみると何もしないよりはマシかなと思います。ニートの最大の強みは時間がたっぷりあることなので、もしかしたら色々やっているうちにビジネスにつながることもある…かもしれません(※可能性は低いですが宝くじよりはよっぽど希望があります)。暇を持て余すのではなく、ぜひ時間を有効活用して日々継続&チャレンジしていってみてください。
今回は以上!