このブログではたびたび書いている通り、私は単なるニートではなく「精神障害をもつニート」です。
それで今まで、ブログの方にはそのことについてネガティブなことをあまり書かないようにしてきたのですが、正直言って辛いことしかないのでどうせならその辺の辛さについて一筆書いておこうと思いました。そういうわけで今回は精神障害持ちのニートの辛さについて書いていきます。
「精神障害」「ニート」のどちらか一方でも辛い。ましてや両方なんて絶望的
では「精神障害」と「ニート」のそれぞれの辛さについて書いたうえで、「精神障害持ちニート」の辛さをお伝えしますね。
精神障害の辛いところ
まず、精神障害の辛いところは次の通りです。
- 症状が安定しづらい
- ストレスなどで容易に再発する
- 周囲に理解してもらえない
- 身体障害者と比べると就職で不利
精神障害は薬で症状をある程度コントロールできますが、そうはいっても体調が不安定で急に症状に見舞われることもあります。また、人間関係が負担になりやすく、ストレス耐性も低下するので下手に他人と関わると病気が再発しやすくなります(なので会社も採用したがらない)。
これだけでも十分辛いのですが、何より辛いのは周囲に病気のことを理解してもらえないことです。健常者の人にとっては
- 見た目は普通、かつ病気が目に見えるものではないため症状が想像できない
- 「精神病」→「頭がおかしい」→「何をするか分からない」という偏見が根強い
といったことがあるので、精神障害者であることを知られると「キモイ」「怖い」などと言われて避けられ・排除されてしまいます。なので精神障害があることは一般人には絶対にバレないように気を付けて暮らさなければなりません。精神障害があると本当に生きづらくて苦労するんですよ。
ニートの辛いところ
次にニートの辛いところは次の通りです。
- お金がないので大きな買い物ができない
- ほぼ全ての人から「怠けている」と叱責され、白い目で見られる
- 将来が不安
- ブランクがあるので就職で不利
ニートの辛いところに関してはまあご想像の通りなので長々とは書きませんが、とにかく常にお金の心配がつきまといます。また、一度ニートになってしまうと再就職が難しくなるのでますます将来が不安になるのは言うまでもありません。
精神障害者のニートの辛いところ
上記のように「精神障害」と「ニート」のどちらかでも十分辛いのですが、この二つがコンボになると次のような強烈な辛さが襲い掛かってきます。
- 就職は絶望的で、どこに行っても断られる。もし奇跡的に就職できてもストレスで潰れる可能性大
- 見た目は普通なので周囲からは怠けるな・甘えるなと叱責される
- 常に将来が不安で仕方がない。それがストレスになり体調が悪化する
- 症状が出ているときはまともに生活できない。その間は死なないでいるのが精いっぱい
つまり「就職できない」→「不安」→「ストレスがたまる」→「症状が悪化する」→「何もできない」→「ますます就職できない」というような負のスパイラルに陥ってしまうというわけです。想像できますか?文章で書くとたったこれだけなんですけど、実際に味わってみると本当に絶望でしかないです。この絶望感はなかなか言葉では言い表せません…。
精神障害者のニートは「社会で必要とされていない」感が半端じゃない
あと、精神障害者でニートをやっているとひしひしと感じるのが、私みたいな人間は「社会で必要とされていない」ってことです。別に誰かから直接言われるわけじゃないけど、なんか自然とそんな感じがするんですよ。なんたって就職活動しても門前払いだし、親も含めて周囲の人間は「お前はクズだ」って言うし。それって「お前なんかいても邪魔なだけだ」ってことじゃないですか。悲しいね。
かといってポックリさっくり苦しまずに死ぬのも無理だし、これじゃ真綿で首を絞められるようなもんですよ。一体どうしろってんだよ…。
…まあ、こうなったらクリエイティブなことをやって現実逃避するしかないね。プログラミングにゲーム制作、イラスト制作とかやりたいことがいろいろあるから、それができればどうでもいいや。貯金もあるしすぐには死なないでしょ。楽勝楽勝。
あーあ、それにしてもホントなんで「普通の人」になれなかったんだろう…。普通に働いて、恋愛して結婚して子育てして…っていうある種「人間として・生物としての営み」ができないなんて悲しいじゃないか。いくら好きだからといってクリエイティブなことをやっても、そういう部分は一切満たされないんですよ。これじゃあ何のために生まれてきたんだか分からなくないですか?クソが…。
…また悲観モードに入ってしまったので今日はこれくらいにしておきます。以上!