今回はタイトルの通り、ニートというだけで良くも悪くも(というか、ほぼ悪い意味で)他人から興味を持ってもらえるという話です。
ではなぜニートは興味を持たれやすいのか?ということについて少し考えてみます。
ニート系ユーチューバーの不思議
さて、はじめにこの記事を書くきっかけになったことがあるので紹介しておきましょう。
先日YouTubeで「ニート」というキーワードを検索したら、マメに動画をUPしているニート系ユーチューバー(?)を見つけたんです。
それでその人がどんな動画を作っているのかと言えば、なんとただニートの日常を垂れ流しているだけなんですよ。でもそれなのに再生数はどれも1万回超え、しかもコメント欄も大盛況(主に罵詈雑言ですが)。これには正直驚きましたね。
というのもYouTubeって素人の動画なら1000回再生されれば良い方なのに、なんの努力も工夫もないニートの日常垂れ流し動画が毎回1万回ですよ?ニートに興味を持っている人がいかに多いかが見て取れますね。
なぜニートは興味を持たれやすいのか
ではここからが本題。なぜニートは興味の対象になりやすいのでしょうか?主な理由としては次の3つがあると思います。
- バカにしたり見下したりするのに最適だから
- 無職が何をして生活しているのか気になるから
- どんな人がニートをやっているのか知りたいから
1つずつ詳しく書いていきますね。
バカにしたり見下したりするのに最適だから
まず1つ目にして最大の理由は、ニートはバカにしたり見下したりするのに最適な対象だからです。
そもそも勤労・勤勉を美徳とする”一般的な日本人”にとって、働きもしない・勉強もしていないニートは「なんかムカつく」というのが正直なところだと思います。また、働く=社会的ステータスでもあるので、働いていない奴は見下してバカにしたくなります。こうしたことが多くの人がニートに悪い意味で興味を持つ大きな動機になるというわけです。
あと、ついでに言うと一般的に「働いていない=悪」なので、自分が働いていれば働いていない奴を叩くまっとうな理由になります。このことから一般人から見たらニート=安心して殴れるサンドバッグとして映るわけで、「いっちょ叩いて鬱憤を晴らしてやろう」という心理になるのでしょう。ニート系コンテンツのコメント欄が荒れやすいのはそういった理由があるのだと思います。
無職が何をして生活しているのか気になるから
さて、次は純粋に無職が何をして生活しているのか気になるという理由です。
仕事をしていないなら一日何をして過ごしているんだろう、と思うのはごく自然なことだと言えます。…まあ、ほとんどのニートは寝るかゲームするかのどちらかだと思うので、知ったところで面白くも何ともないと思いますが(※クリエイティブなニートはごく少数派なのです)。
どんな人がニートをやっているのか知りたいから
最後に三つ目として、一体どんな人がニートをやっているのか知りたいという理由もあるかと思います。
「ニートならどうせクズ人間だろう、どれほどクズか見てみたい」とか、「俺もダメ人間だけど下を見て安心したい」とかいう思いはニートに興味を持つきっかけとしては結構ありがちなのではないでしょうか。いずれにしても普通の人の中には、どんな人物がニートになるのかを知って、自分は当てはまらないから大丈夫…という安心感・優越感を得たくなる人も多いと思います。
そういう方にはぜひニートにならないように努力していただきたいですね。
おわりに:ニート系コンテンツは良いネタになる
以上、ニートというだけで他人の興味の対象になる理由などについて書いてきました。
ニートは(若者なら)なろうと思えば誰でもなれる身分ですが、普通の人はまずニートにならないし、ニートを続けるには才能も必要なのでやっぱりレアな存在なんだと思います(※ネット上には腐るほどいるけど)。
それで現実世界での希少性と、上で書いた理由を考えると、ニートに関するコンテンツって結構いい「話のネタ」になるんですよね。事実このブログもニートネタばかり扱っていますが、始めたばかりにも関わらず結構多くの方に見てもらえていますし、こういうのは上手くやればビジネスになるんじゃないかと思いました。
そういうわけで、ニートの皆さんにはその身分と有り余る時間を使って何かネタになるコンテンツを作ってほしいなと思いますね。私もネタ作りの一環としてよくニート関係のコンテンツを漁っているので、何か面白いコンテンツを増やしていただけると助かります。
ではお互い頑張ってニート界を盛り上げていきましょう。今回は以上!