こんにちは、ニートです。今回はニートなら遅かれ早かれ確実に直面することになる「親の高齢化問題」についての話です。
私たちニートは親が若くて元気なうちは呑気に暮らしていられます。しかし年を重ねれば当然親も高齢になるわけで、そうなると重大な問題が出てくる可能性が高くなります。
今回はこの点について「親が高齢になると一体どんな問題が起こるのか?」について考えてみましょう。
※これから紹介する問題について、私自身解決策があるわけではないですし、ケースバイケースのことが多いと思うので具体的な解決策について書くことはできません。あくまでも問題を提起する記事なので注意してください。
親が高齢になると起こる3つの大問題
それでは、早速ですが親が高齢になると起こる問題を見ていきます。親の高齢化に伴って大小さまざまな問題が起きると思いますが、中でも非常に深刻な問題としては次の3つが挙げられます。
- お金の問題
- 親のケガ・病気の問題
- 親の介護の問題
お金の問題
まず一つ目は何と言ってもお金の問題です。親が年をとれば、よほど財テクなどをやっていない限りは収入が減ってしまいますし、もしかしたら年金頼みという場合もあるかもしれません。
そのような中で働かないニートを養える余力がどれだけ残っているのか?ということをぜひ考えてみてください。おそらく、多くの家庭ではギリギリの生活を強いられることになると思います。
また、ニートであれば最悪親が亡くなってしまった場合のことも良く考えておかないといけません。よほど莫大な遺産がない限りは、一体その後どうやって収入を得て暮らしていくのか?という難問の答えが出ないと悲惨な末路が待っていることはまず間違いありません。
親のケガ・病気の問題
次に二つ目は親が高齢になることで発生しやすくなる、ケガや病気の問題です。
もし親がケガをしたり、病気になったりしたのに気づいたら適切な対処ができるでしょうか。また、それだけでなく治療費などをちゃんと払うことができるでしょうか。その辺もきちんと考えて調べておく必要があるでしょう。
親の介護の問題
最後に三つ目は、親が認知症や寝たきりになった場合の介護の問題です。
もしそのような状況になってしまった場合、一体どうやって親を介護すればよいのか考えたことはあるでしょうか。また、どんな支援を受けられるのかを調べたことはあるでしょうか。
多くの人が長生きするようになった現代では、介護問題は他人ごとではないと思ったほうが良いかもしれません。ニートならいずれ自分が親の面倒を見ないといけないんだ、という覚悟を持つべきだと思います。
親が元気なうちに話し合っておこう
では、こうした問題があることが分かったとして、一体どうやって対策をとれば良いのでしょうか。
一番重要かつ手軽にできることは、親が元気なうちにこうした問題についてしっかり話し合っておくことだと思います。特に
- 介護が必要になった時にどうするか(施設に入るのか、等)
- 持病などはあるか
- 延命治療が必要になったらどうするか
- 万一のことがあった時、相続はどうするか
あたりは綿密に打ち合わせをしておいたほうが良いと思います。親がボケてしまってからでは遅いです。「その時になってから考えよう…」などと思わずに早めに親と相談したほうが良いですよ。
ただまあ、重い話題なのでなかなか切り出すのが難しいと思います。なのでテレビなどで関連するニュースが出た時にでも、「そういえばウチはどうする?」的な感じで話題に挙げるのが楽かと思います。
おわりに:後悔しないためにも、今からしっかり考えよう
以上、ごく簡単ではありますが「ニートの親の高齢化問題」について取り上げました。
これを書いていて私自身、まだ解決策が思い浮かばない問題ばかりだなと思ったので、こうした問題について調べて親としっかり話し合っておきたいと思いました。ぜひ他のニートの皆さんも今から真剣に考えていただければと思います。
今回は以上です。