Part3に続いてPlanetside2の(今更な)入門講座シリーズです。今回はゲーム中の基本的なテクニックやサート(CP)の稼ぎ方について説明します。
- Part1:概要編
- Part2:基本ルール編
- Part3:クラス・乗り物編
- Part4:基本テクニック・サート稼ぎ編←いまここ
- Part5:おすすめ装備編
基本テクニック
はじめに歩兵戦と車両での戦い方の基本テクニックです。一応乗り物のテクニックも紹介しておきますが、初心者の方はまず歩兵戦のテクニックをしっかりと身に着けるようにしてください。やはりFPSである以上は歩兵戦がすべての基本になるからです。
なお、本当は飛行機のテクニックも載せたかったのですが、いかんせん私は飛行機の操縦が苦手なのであまり参考にならないと思い割愛しました。予めご了承ください。
全般
まず、あらゆる戦闘で念頭に置きたいポイントは次の2つです。
- 死を恐れない
- こまめにミニマップを見る
死を恐れない
テクニックというよりは気持ちの問題ですが、このゲームでは死を恐れない気持ちが重要です。というのもPlanetside2では死んでしまっても何のペナルティもないからです。
したがって、状況にもよりますがビビッて敵に背を向けるよりも、突撃したほうが味方のためになりますし稼げることが多いです。まずはこのことを念頭に置いて戦うようにしてください。
こまめにミニマップを見る
初心者のうちは目の前のことに気を取られがちですが、敵は真正面から攻めてくるとは限りません。もしかしたら背後から迫っているかもしれませんよね。これに気づけないと「いつの間にか死んでいた」なんてことに なってしまうでしょう。
このようなことを防ぐためには画面隅に表示される「ミニマップ」をこまめに見ることが重要です。ミニマップには地形や味方の状況だけでなく、探知された敵や敵の車両も映し出されます。これを利用して敵のおおよその位置を知るだけでも、かなり敵を倒したり危険を回避しやすくなります。
歩兵戦
次は歩兵として戦う時のポイントです。
- 敵の頭を狙う
- 戦闘中は立ち止まらない
- 曲がり角では一瞬歩くようにする
- 無暗に発砲したりレーダーに近寄ったりしない
- 透明なサンダラーの近くでは静かにする
- インフィルトレーターには付いて行かない
- 敵との距離が近すぎる場合は近接攻撃
- リロードに注意する
- 低いところよりは高いところへ
敵の頭を狙う
敵を撃つときはなるべく頭を狙うようにしましょう。ヘッドショットを決めると大ダメージを与えることができます。
戦闘中は立ち止まらない
歩兵で戦っているときはよほどの理由がない限り立ち止まってはいけません。理由は簡単で、動いていない敵は「倒しやすい的」だからです。
なので戦っている間は動き続けるのが重要です。敵と真正面から撃ち合う時は左右に移動しながら撃つと敵の狙いを逸らせますし、メディックやエンジニアで味方を回復・修理しているときも円を描くように動きながら仕事をすればスナイパー等に狙われにくくなります。このゲームではどこからか狙われている可能性があると考えて動き続けたほうがいい場合が多いです。
ただし、例外としてインフィルトレーターで透明化しているときは動くと透明度が下がって敵にバレやすくなるので、そのときだけはしゃがんでじっとしているのはOKです。
曲がり角では一瞬歩くようにする
曲がり角で敵と出くわしたとき、走った状態だと狙いを定めるまでに時間がかかりますし、相手との距離を詰めすぎて攻撃しづらくなる場合が多いので曲がり角では一瞬だけ歩くようにしましょう。
無暗に発砲したりレーダーに近寄ったりしない
消音装置をつけていない銃で発砲すると大きな発砲音がしますし、ミニマップにも映るので無暗に発砲するのは避けてください。
また、ミニマップ上に一定間隔で広がる波紋のような模様が出ることがありますが、あれは索敵レーダーです。波紋の色が自軍の色なら構いませんが、敵の色の波紋が出ている範囲は敵の索敵範囲なので不用意に近寄らないようにしましょう。
透明なサンダラーの近くでは静かにする
展開しているサンダラーから出撃すると、たまにサンダラーが透明になっているのを目にします。これはいわゆる「クロークサンダラー」という種類のサンダラーで、遠くからはほぼ透明にしか見えないため敵に気づかれにくいです。
ただし敵に見つかりづらいからと言ってそのまわりで好き勝手なことをしていいわけではありません。
まず絶対にやってはいけないのはクローク中のサンダラーに乗り込んで発砲することです。なぜなら、これをやると即座にクロークが解除されてしまい、しかも発砲音で敵のレーダーに映ってサンダラーの位置がバレてしまうからです。味方から物凄いひんしゅくを買うので絶対にやめてください。
また、クローク中のサンダラーの近くで銃を発砲したり敵をスポットしたりするのも良くありません。物音を立てることで自分が敵に見つかりやすくなる→自分が来た方向に索敵されると味方がバレる→人が多いと「あそこにサンダラーがいるな」とバレる、というわけです。
いずれにせよクローク中のサンダラーの周りで騒いでも良いことは一つもありませんので、十分離れてから戦うようにしましょう。
インフィルトレーターにはついていかない
基本的にこのゲームは集団戦なので、味方について行くのはおおむね正しい判断です。ただしインフィルトレーターの後にはついて行かないようにして下さい。理由はインフィルトレーターは目立つと困るからです。極端な話ですが、せっかくインフィルトレーターがクロークを発動して隠密行動していても、味方がぞろぞろ付いていってしまったらそれは隠密行動とは言いません。
また、同様の理由でクロークしているインフィルトレーターを回復しようとしたり、すぐ近くに弾薬パックを置いたりするのも「いるのがバレる」のでやめてください。
敵との距離が近すぎる場合は近接攻撃
混戦になるとたまに敵との距離が詰まりすぎてしまう場合があります。このような場合は銃で撃ってもいいのですが、強力な近接攻撃を使うことで素早く相手を倒すことができます。
マウスのホイールをクリックすることで即座に1回近接攻撃を行なうことができるのですが、これが当たれば相手に500ダメージが入るので相当有利です。敵との距離がすごく近い場合はぜひ近接攻撃も使ってみてください。
リロードに注意する
銃のマガジンを撃ちきると自動的にリロードが入ります。リロード中はほぼ攻撃できないと言っても過言ではないので、敵と撃ち合っているときにリロードすることになるのは避けたいものです。
なので残弾数には常に気を配り、あと何発撃ったらリロードが必要になるのかを計算しながら戦うようにしましょう。このゲームではリロードしても弾数が減ることはないので、隙を見つけてこまめにリロードするのも有効です。
なおリロードまでに撃てる弾数やリロード時間は武器によってさまざまなので、必ず事前に確認するようにしてください。
あと、マガジンを撃ちきった状態でリロードするのと、弾がある程度残っている状態でリロードするのでは後者の方が少し早くリロードできるのでこのことも覚えておきましょう。
低いところよりは高いところへ
戦いでは基本的に相手よりも高いところに陣取ったほうが有利です。というのも、高い位置にいるほうが戦場を見渡しやすいからです。戦いが始まりそうになったら、まずは高い位置を優先的に確保するようにしましょう。
車両での戦い方
次は車両を出して戦う時のポイントです。
- 視点の切り替えを活用する
- レーダーに映る範囲に注意する
- 地雷とC4に気を付ける
- ヒット&アウェイを心がける
視点の切り替えを活用する
乗り物を出すと、最初は運転席から見た状態になっていると思います。しかしそのままだと周囲を見づらくてかなり運転しづらいので、「T」キー(デフォルト)でカメラを三人称視点に切り替えるとグッと運転しやすくなります。三人称視点で周囲を見渡すことで、遠くや後ろの敵に気づけたり、近くの味方を轢き殺さずに済んだりするので便利です。
ただし戦車など運転席から攻撃できる車種の場合は、運転席視点の方が相手に狙いを定めやすいので、その辺は適宜切り替えるようにしましょう。
レーダーに映る範囲に注意する
乗り物は歩兵よりも敵のレーダーに映る範囲が広く、戦車やサンダラーなどの大型の乗り物では100mくらい離れていても自動でレーダーに映ってしまいます。自分では隠れているつもりでも位置がバレていることが多いので気をつけましょう。
もしレーダーに映る範囲を狭くしたい場合は、「Vehicle Stealth」という装備をつけると効果的です。
地雷やC4に気を付ける
最近はそれほど見かけなくなりましたが、乗り物が通りそうな通路には地雷が仕掛けられていることがあるので注意しましょう。直に踏むと1個あたり1250ダメージも食らうのですが、ほぼ確実に複数個同時に仕掛けてあるので実際はもっと多くのダメージを受けるでしょう。地雷が怖い場合は、爆発物を自動検知できるインプラント「Sweeper HUD」を装備するようにしてください。
あと乗り物に乗っているときは的がデカくなるのでC4もかなり怖いです。C4は非常に高威力で、普通だと戦車なら2個・サンダラーなら2.5個くらいで爆破されてしまいます。なので特に敵のライトアサルトの動きに注意するようにしましょう。
ちなみに余談ですが、対戦車地雷やC4はエンジニアのリペアツールで消すことができます(通常修理するときは左クリックですが、地雷を消すときは右クリックを押すこと)。
ヒット&アウェイを心がける
移動速度の速い乗り物を運転しているときは機動力を生かした戦法を取るのが一番です。急接近して攻撃を浴びせ、すぐに離脱するのがよいでしょう。この場合、先ほども挙げた「Vehicle Stealth」を装備しているとより効果的です。
また、比較的移動が遅いサンダラーや戦車を運転している場合も敵との間合いや位置取りなどに気を配りながら戦うようにしてください。敵戦車の砲撃やロケランを一発もらってから後退するようでは遅いです。危なそうな場合は状況を見て後退してください。
サートの稼ぎ方
それではいよいよ効率の良いサートの稼ぎ方についてです。
サート稼ぎの基礎知識
稼ぎやすい行動・稼ぎにくい行動を知る
Planetside2では様々な行動で経験値(EXP)をもらえますが、行動内容によって稼ぎやすさはずいぶん違ってきます。なので稼ぎたいなら当然ですが稼ぎやすい行動を多くとり、逆に稼ぎにくい行動は控えたほうがいいでしょう。
そこでここでは私の偏見に基づいて稼ぎやすい行動・稼ぎにくい行動をまとめておきます。ただし、以下はあくまで参考程度に考えて頂きたいのと、稼ぎにくいからといってダメな行動だというわけではないのでその点は注意してください。
稼ぎやすい行動
- 味方の蘇生:
1人当たり75EXP入るうえ、味方が倒れれば何度も行える - エンジニアの弾薬パック:
味方がリロードするたびに10EXP(頻繁にリロードする武器だと効率が良い)。戦闘を離脱してもパックはそのまま残るので、味方が近くにいる限りポイントが入り続ける - メディックのシールド回復フィールド:
味方のシールドを回復するたびに15EXP。破壊されやすいが、何度でも置き直せる上に戦闘を離脱してもそのまま残るのでポイントが入り続ける - アモサンダラーで味方車両の弾薬補充:
戦車が近くに何台かいるとポイントがガンガン入る(戦車の主砲の多くは1発ごとにリロードが入るため)
まあまあな行動
- 敵のキル
- 敵の乗り物の破壊
- 拠点のノードの占拠
- サンダラー展開:
上手くやれば続々EXPが入るが、一人当たりにもらえるEXPが少ないし運も絡むため安定的に稼ぐのは難しい - リペアサンダラーで味方車両の修理:
上手くやれば相当稼げるが初期投資が必要。低レベルのリペアでは全く役に立たない - トランスポートアシスト:
味方を乗り物で運んで降ろした後、その味方が敵を倒すと100EXP。相当運が絡むがもらえるとおいしい。 - インフィルトレーターや乗り物のレーダーで索敵:
もらえるEXPは多くないが、敵が倒されるたびにポイントが入るので激戦区ではそこそこ稼げる - ANTで採掘
稼ぎにくい行動
- 戦車に乗る
- MAXで乗り物を攻撃
- 基地建設
- 地雷をまく
初心者が稼ぎやすい遊び方
以上を踏まえて初心者の方がサートを稼ぎやすい遊び方を紹介しておくと、個人的には次の2つがかなり効率的だと思います。
- 激戦区前線メディック
- 弾薬サンダラー&エンジニア
では詳しく見ていきましょう。
激戦区前線メディック
激戦区で前線まで行ってひたすら味方の手当てをするスタイルです。アビリティには「Shield Recharging Field」、グレネードにはサートに余裕があれば「Nanite Revive Grenade」をセットしてください。
戦場での手順は次の通りです。
- 味方について行き、前線の一歩後ろにシールド回復装置をセットする。
- 前線で倒れた味方を陰から蘇生する。蘇生する味方がいない場合は負傷した味方の手当てをする。
- もし余裕があれば援護射撃する。
まず最初にシールド回復装置を良い位置に設置するのがポイントです。位置は味方が退却したときに丁度通る場所に設置するようにしましょう。
あとはひたすら蘇生&回復するのみです。
弾薬サンダラー&エンジニア
弾薬サンダラーで戦場に乗り込み、味方車両に弾薬供給をしながら自分も弾薬パックをまいていくスタイルです。サンダラーには「Vehicle Ammo Dispenser」をセットし、エンジニアの「Ammunition Package」をなるべく強化しておいてください。
戦場での手順は次の通りです。
- 弾薬サンダラーに乗って戦場に赴く。
- なるべく味方戦車が固まっている場所に行って弾を供給する。
- 味方の戦車がダメージを負っていたら適当に修理する。
- 戦車が少なくなってきたら、物陰に移動してサンダラーを展開する。
- サンダラーから降りて、前線の少し後ろで味方歩兵に弾を配る。
ポイントはサンダラーにしても徒歩にしても、味方が固まっているところに行くことです。弾薬パックは近くに人が多いほどポイントが入りやすいということを忘れずに。
というわけで今回は基本テクニックとサートの稼ぎ方について説明しました。サートの稼ぎ方はもっといいやり方があると思うので、ぜひ試行錯誤してさらに稼げるように頑張ってください。