Part2に続いてPlanetside2の(今更な)入門講座シリーズです。今回はキャラクターのクラス(兵科)や乗り物について説明します。
- Part1:概要編
- Part2:基本ルール編
- Part3:クラス・乗り物編←いまここ
- Part4:基本テクニック・サート稼ぎ編
- Part5:おすすめ装備編
クラスについて
Planetside2の歩兵のクラス(兵科)は全部で6つあります。
- Infiltrator(インフィルトレーター)
- Light Assault(ライトアサルト)
- Combat Medic(コンバットメディック)
- Engineer(エンジニア)
- Heavy Assault(ヘビーアサルト)
- MAX(マックス)
ここではそれぞれの特徴や立ち回りについて説明していきますね。
※以下、画像は全てVS軍のものです。
Infiltrator
全身タイツに身を包んだ忍者っぽいクラス。ほぼ透明になれるアビリティ(=クロークという)を持っているので、物陰から狙撃したり敵を奇襲したりすることができます。ただしシールドが他のクラスよりも薄いので真正面から戦うのは避けたいところ。どちらかというと戦いに慣れてきた人向けのクラスかもしれません。
Infiltratorの特徴
- クロークできる
- スナイパーライフルを使える
- ターミナルをハッキングできる
主な役割
インフィルトレーターの主な役割は次の4つがあります。
- スナイパー&スポッター
- 索敵係
- 奇襲攻撃
- 敵地潜入
スナイパー&スポッター
インフィルトレーターの最も基本的な戦闘スタイルです。遠距離から敵をスポット(=味方に敵の位置を知らせること)しつつ、ボーっと突っ立っている敵の頭をスナイパーライフルでぶち抜きます。
狙撃のコツですが、正面から撃つのではなく敵の進行方向の横や背後から狙撃するとかなり効果的です。ただし、同じ場所から狙撃していると位置がばれてカウンタースナイプされるので場所はこまめに変えたほうがいいです。
索敵係
インフィルトレーターは敵の大まかな位置を味方に知らせる装置を使えるので、これを上手い位置に設置して索敵を行います。
困ったことに多くの人はこの索敵をしないのですが、索敵すると味方にかなり貢献できるだけでなく、探知された敵が倒されたときに自分にもポイントが入るのでお得です。索敵したからと言って味方の邪魔になることもないので、インフィルトレーターになっているときは積極的に索敵を行いましょう。
奇襲攻撃
インフィルトレーターなら敵の背後から襲いかかることもそれほど難しくありません。味方のほうに気を取られている敵や敗走中の敵、はぐれた敵などに忍び寄って暗殺してしまいましょう。
敵地潜入
敵の拠点にこっそり侵入してバレないうちにノードを乗っ取るスタイルです。あまりポイントを稼げませんが、ステルスゲームみたいな緊張感があって楽しいですよ。ついでに地雷をまいておくとキルを取りやすくなります。
注意点など
- クロークしても完全に見えなくなるわけではないので慢心しないように。特に動いているときほど目立ちます。クロークはあくまでも「見えにくくなる」のと「スポットされないようになる」というアビリティなので注意しましょう。
- 敵をスポットすると相手にもスポットしたときの声が聞こえるので、特に潜入中にスポットしてしまうと高確率で潜入していることがバレます。要注意。
- クロークしたりクロークを解除したりしたときは音が鳴るので、不用意にクロークをON/OFFしていると敵にバレます。
Light Assault
ジェットパックを持ち空を飛べるクラス。他のクラスでは行けない場所に移動できるので、有利な場所から相手を攻撃したり奇襲したりできます。
なおライトアサルトはそのままでも十分強いですが、真価を発揮するようになるのは「C4」という爆弾をアンロックしたときからです。このクラスを使い込むなら700CPを溜めてC4を2個アンロックするようにしましょう。
Light Assaultの特徴
- 空を飛べる
- 敵の車両を破壊しやすい
主な役割
ライトアサルトの主な役割は次の3つです。
- 奇襲攻撃
- 車両破壊
- 敵集団の爆破
奇襲攻撃
機動力の高さを生かして思いもよらない場所から奇襲を仕掛ける基本のスタイルです。
車両破壊
一部の車両や戦車は動きがあまり早くないので、ライトアサルトを使うと割と楽に敵車両にC4を張り付けて破壊することができます。
敵集団の爆破
敵の塊の上からC4を降らせれば敵をまとめてキルすることができます。
注意点など
高いところから落ちると落下ダメージを受けるので注意。落ちる直前にジェットパックを吹かすとダメージを受けずに済みます。
Combat Medic
味方のHPを回復したり、倒れた味方を蘇生したりできるクラス。初心者が稼ぎやすいクラスの一つです。
Combat Medicの特徴
- 味方を回復したり蘇生したりできる
- 周囲の味方のシールドを回復したり、自分自身を含む味方の体力を回復したりできるアビリティを使える
- 乗り物に乗っていると、すぐ近くの味方を少しずつ回復できる
主な役割
メディックの主な役割は次の2つです。
- 回復&蘇生係
- 突撃メディック
回復&蘇生係
味方の回復に専念する最も基本的なスタイル。激戦区だと味方に貢献できますし、何よりガッツリ稼げます。
ポイントは必ず他の仲間と一緒に行動することと、なるべく自分は死なないように気を付けること。メディックがいれば前線を維持しやすいのでかなり重要な役割です。
なお相当CPがかかりますが、味方をまとめて蘇生できる「Nanite Revive Grenade」とグレネードの所持数を増やせる「Grenade Bandolier」を一緒に装備すると蘇生効率が桁違いに上がります。
突撃メディック
周囲の味方と自分自身を同時に回復できるアビリティ「Nano-Regen Device」と小銃ダメージを軽減する「Nanoweave Armor」を装備して突撃するスタイル。交戦中にアビリティを発動すると多少死ににくくなります。
突撃力は流石にヘビーアサルトには及びませんが、必要なら下がって味方の手当てもできるので前線で活躍できること間違いなし。
注意点など
回復や蘇生に夢中になって背後の敵に気づかなかった、ということがよくあるので周囲の状況には気を配りましょう。
Engineer
乗り物などを修理したり、タレットを設置したりできるクラス。経験値を稼ぐ手段が他のクラスよりも多いので、メディックと並んで初心者が稼ぎやすいクラスです。
使い込むなら、多少サートがかかりますが弾薬パックのレベルを最大まで強化するのがオススメ。最大レベルだとパックを2個同時に置けるのでガンガン稼げます。
Engineerの特徴
- 乗り物、MAX、タレット(砲台)などを修理できる
- 弾薬を補充できるパックを配置できる
- 車両や戦車に大ダメージを与える地雷を設置できる
- シールドの回復が他のクラスよりも少し早い
主な役割
エンジニアの主な役割は次の2つです。
- 修理&弾薬補充係
- 運転手
修理&弾薬補充係
後方で味方の車両やMAXを修理しつつ、味方に弾薬を供給していくスタイル。メディックほど稼ぎは多くないですが、非常に安定して稼げるのが特徴です。
運転手
エンジニアは乗り物を修理できるので運転に向いています。自分で運転してダメージを受けたら降りて修理すればOK。
注意点など
- 味方の乗り物を修理するときは必ず乗り物の側面に立つようにしてください。そうしないと乗り物がいきなり動き出して轢き殺されることがあります。
- 対人・対車両タレットを操作しているときはスナイパーに狙われやすいので十分注意すること。
- メディック同様、修理に夢中になりがちなので周囲の状況にも気を配るようにしましょう。
Heavy Assault
ヘビーアサルトは前線で戦うのに向いている打たれ強いクラスです。真正面から敵と撃ち合いたいときはこのクラスに着替えましょう。
Heavy Assaultの特徴
- シールドを発動できるので打たれ強い
- ロケットランチャーで敵の乗り物を攻撃できる
主な役割
ヘビーアサルトの主な役割は次の2つです。
- 突撃
- 乗り物への攻撃
突撃
何よりもまず最前線への突撃がヘビーアサルトの最も重要な役割です。メディックと一緒に行くと安心。
乗り物への攻撃
ロケランを使えば敵の車両を破壊することができます。ロケランにはいくつか種類があって、初期のロケランでも十分強いですがロックオン式のロケランを使えるようになると確実にダメージを与えられるので便利です。
注意点など
アビリティのシールドは手動で発動しないと無意味なので注意。撃ち合いの時は必ず発動させる癖をつけましょう。
MAX
MAXとは強化外骨格をまとった兵士のことです。MAXで出撃するには450のNaniteが必要(=主力戦車と同じリソース)ですが、使う局面次第ではそれに見合うだけの戦力となる強力なクラスです。
MAXの特徴
- HPが他のクラスの2倍
- 両手に武器を持てる
- 対人、対車両、対空のそれぞれの役割を持つ武器を装備できる
主な役割
MAXの主な役割は次の3つです。おおむねヘビーアサルトと同じ役割を持ちます。
- 突撃
- 閉所での立てこもり
- 乗り物への攻撃
突撃
高い攻撃力と耐久力を生かして突撃するのが基本中の基本です。ただし死ぬと再出撃するときのコストが重いので、あまり無茶し過ぎないように気をつけましょう。ダメージを受けたらエンジニアに修理してもらうこと。
閉所での立てこもり
ノードがある小部屋などで入り口をふさいでしまう戦法がよくとられます。エンジニアが後ろに複数付いているとなかなか倒せないので攻める側としては相当苦労します。
乗り物への攻撃
乗り物を攻撃できる武器に切り替えれば敵の車両や飛行機をチクチク攻撃することができます。ただしコストがかかる割にはあまり稼げないので、初心者にはそこまでお勧めできません。
注意点など
- MAXは両手に同じ武器を装備して初めて真価を発揮できます(←重要)。なので例えば右手に対人・左手に対空武器を装備していると攻撃能力が半減します。このような理由からMAXはCPが十分溜まるまではお勧めできないクラスです。
- 必ず味方、特にエンジニアと一緒に行動すること。動きが遅いので単独行動は禁物です。
- MAXだけだとノードを占領できないので注意。
- 一部の乗り物に乗れません。
乗り物について
Planetside2で使える乗り物は次の10種類です。それぞれNaniteを消費することで好きな時に出すことができます(※一部の乗り物は出せる場所に制限があるので注意)。
- Flash(フラッシュ)★
- Harasser(ハラッサー)★
- Sunderer(サンダラー)★
- ANT(アント)★
- Lightning(ライトニング)★
- MBT(主力戦車)★
- ESF(戦闘機)★
- Valkyrie(ヴァルキリー)
- Liberator(リベレーター)
- Galaxy(ギャラクシー)
全部紹介していると記事が物凄く長くなってしまうので、ここでは★印をつけた乗り物だけ簡単に紹介します。
なお乗り物を強化するのにはCPがすごくかかるので、歩兵クラスの強化を優先しつつ余裕があれば強化する、くらいに考えておくのをお勧めします。
Flash
コスト50のバギー。2人まで乗れます。
基本的に隣の基地への移動用。ただし小回りが利くので、武器を載せて上手く使うと戦車をも破壊できる潜在能力を秘めています(打たれ弱いので相当なテクニックが必要ですが)。
他の乗り物とは違い、乗員はむき出しなので撃たれると操縦者自身に直接ダメージが行くことがあるので注意。あとFlash自体も歩兵の銃でのダメージが通ります。
Harasser
コスト150のバギー。3人まで乗れます。
地上兵器としては最速の乗り物で、そこそこ強力な武器を積めるので上手く操縦すれば普通に戦車とも戦える乗り物です。
3番席はむき出しでMAXも乗れるほか、3番席ならエンジニアの場合は乗りながら修理することも可能。
コストが安くて隣の基地への移動から戦闘までこなせるなかなか優秀なやつです。ただし打たれ弱いのと、歩兵の銃でもダメージが通ることには注意してください。
Sunderer
コスト200の装甲車。12人まで乗れます。
サンダラーは一度にたくさんの人を運べますし、適当な場所に展開することで簡易的な出撃地点になるので、敵の拠点に攻め込むときには最も重要な役割を持つ車両です。
さらに味方の車両をサポートする装備をつけられるため車両同士の戦闘のときにも役に立ちます。
このように活躍の場が広い車両なので、Naniteが余っているくらいならとりあえず出しておいても損はありません。うまく運用すると経験値をガンガン稼いでくれるので真っ先に強化したい車両です。
ANT
コスト200の採掘車両。4人まで乗れます。
基本的に鉱石を採掘して基地を建てるための車両ですが、武装することで前線でもそこそこ活躍できるようになります。
Lightning
コスト350の軽戦車。一人乗り専用。
後述するMBTよりも小回りが利く戦車で、どの拠点からでも出せるのでとりあえず敵の歩兵や車両を攻撃したいというときに役に立ちます。
ただし最初の武器が弱いのでCPを貯めて武器を買ってから運用したほうが良いと思います。
MBT
コスト450の主力戦車。2人まで乗れます。見た目や性能は勢力によってかなり違います。
- Prowler(TR専用):連射力・遠距離能力が高い
- Vangurd(NC専用):硬くて遅い
- Magrider(VS専用):機動力が高い
ESF
コスト350の戦闘機。一人乗り専用。こちらも見た目や性能は勢力によって違います。いずれの高速で飛行でき、小回りが利くのでよく飛んでいるのを目にします。
撃ち落とすには誘導付きのロケランや乗り物の対空武器を使うのが効果的ですが、歩兵の小銃でも多少のダメージを与えることができます。
まとめ
以上、Planetside2のクラスと乗り物について一通り説明しました。クラスも乗り物も種類が多くて覚えるのが大変かもしれませんが、徐々に慣れていきましょう。とりあえず覚えておいてほしいことをまとめておくと、
- 初心者は「メディック」か「エンジニア」を使うと稼ぎやすい
- 乗り物はサンダラーが一番重要
という感じでしょうか。ここまで読んでいただければ基本的な知識はだいたい身についていると思いますので、あとは実戦的なテクニックや稼ぎ方を覚えてもらえばいいかなと思います。